皆さん、嬉しいニュースがあります!京都生まれの坂口志文先生が、スウェーデンのカロリンスカ研究所から2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞することが決まりました
坂口先生は今、74歳で、特に免疫系の研究で知られています
一緒に受賞した他の2人とともに、京都の誇りとなるこの快挙を成し遂げました
日本のノーベル賞受賞者としては、21年の真鍋淑郎氏に続いて、これで29人目となります
生理学・医学賞では、坂口先生が6人目
これまでにノーベル賞を受賞した京都にゆかりのある人々は、湯川秀樹氏を含めて、なんと16人にもなります
京都大学の名は、こうして世界に広がっているんです!
受賞の賞金は、約1億7千万円にあたる1100万クローナだそうです
授賞式や晩さん会は、12月10日にストックホルムで行われる予定で、これは京都を代表する大きなイベントとして、多くの人が注目することでしょう!
坂口先生は、何を研究しているのでしょうか
特に「制御性T細胞」というリンパ球に注目しています
この細胞は、体が自分の細胞を攻撃しないようにコントロールする役割を持っています
このT細胞がうまく機能しないと、自己免疫疾患という病気の原因になることがあるんです
これを理解することで、臓器移植やがん、アレルギー治療への新しい道が開けるかもしれません
坂口先生は滋賀県びわ町で生まれ、京都大学医学部を1976年に卒業しました
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学やスタンフォード大学で先生として、また研究者として多くの経験を積んできました
彼の研究は、私たちの医療に非常に重要な影響を与える可能性を秘めています
さらに、坂口先生は様々な賞を受賞しており、2015年にはガードナー国際賞、2019年には文化勲章、2020年にはロベルト・コッホ賞を受けています
これからも、日本、そして京都でのさらなる探求が楽しみです!
「制御性T細胞とは?」この細胞は、免疫系が自己の細胞を攻撃しないようにする重要な役割を果たします。坂口志文先生は、この細胞の研究を通じて自己免疫疾患の理解を深める努力をしています。T細胞の働きが不十分だと、体内で病気を引き起こす原因になることも。医療において新しい治療法の開発が期待されています。
- ノーベル賞とは、スウェーデンのアルフレッド・ノーベルによって設立された国際的な賞で、優れた業績を挙げた人に贈られます。生理学・医学、物理学、化学などの分野があります。
- 免疫システムとは、体内に侵入した病原菌やウイルスから体を守るための仕組みのことです。これにより、私たちの健康が保たれています。
- リンパ球とは、免疫系に属する細胞で、感染症と戦ったり、異物を攻撃したりする重要な役割を果たしています。
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