京都市が認知症支援アプリ導入で安心な街を目指す

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京都市で新しい取り組みが始まりました

認知症の方が行方不明になった場合、家族がアプリを使って周りの人々に知らせ、早く見つけてもらうための仕組みです



その名も「みまもりあい」

このアプリは、札幌市の民間団体が運営しています

認知症の方が行方不明になった際、家族が情報をアプリで発信すると、その周りにいる同じアプリを使っている人に通知が届くんです

これによって、すぐに捜索を手伝ってもらえる可能性が高まります



この仕組みを使うには、まず認知症の方の持ち物に専用のステッカーを貼る必要があります

そのステッカーには、IDとフリーダイヤルの番号が記載されています

行方不明者を見つけたら、その番号に電話してIDを入力することで、発見結果が家族に伝わる仕組みになっています



アプリのダウンロードは無料で、京都市はこの事業を今年の7月から始めました

市民の皆さんに広く使ってもらうよう呼びかけています

ステッカーを利用するには有料の会員登録が必要ですが、家族が申請すれば京都市がその費用を負担することになっています

今年度は900人分に当たる700万円を予算として計上しています



京都市の介護ケア推進課の担当者、山田賞晃さんは、「認知症の方が安心して暮らせる街を目指して、多くの市民や事業者の協力をお願いしたい」と語っています



この便利な仕組みを通じて、認知症の方がより安心して暮らせる京都が実現することを期待しています!

ピックアップ解説

「認知症」とは、記憶や思考、判断力が衰えて、日常生活が難しくなる病気のことです。特に高齢者に多く見られ、変化に気づくことが大切です。京都でも多くの方々が認知症に関するサポートや取り組みを行っています。そのため、周囲の人たちが認知症の方を理解し、支援することが求められています。認知症の症状には、物忘れ、見当識障害、コミュニケーションの困難などがあり、これらの変化に気づくことが重要です。

キーワード解説

  • 認知症とは、脳の働きが衰え、記憶や思考が影響を受ける病気です。特に、高齢者に多く見られます。
  • アプリとは、スマートフォンやタブレットにインストールして使うソフトウェアのことです。いろんな機能を持っており、便利なサービスを提供します。
  • ステッカーとは、紙やプラスチックに印刷された、剥がして貼れるシールのことです。情報を伝える手段としてよく使われています。

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