京都市が新しい基本構想案を発表し25年の未来を描く

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今回は、京都市が今後25年間の方針を決める「基本構想」の案がまとまったという、きわめて重要なニュースをご紹介します

この構想は、京都の未来を考える市民や有識者たちが中心となって議論し、2050年までの具体的なビジョンを示しています

市民の皆さんがどのような「まち」を目指したいのか、意見を反映させてきました

この基本構想は、歴史や伝統が息づく京都にとって非常に意味のあるものです

現在の基本構想が2025年で切れるため、次の25年をどうするかを考えるために、実に各界の皆さんが昨年10月から準備を進めてきたのです

11日には、関西国際大学の教授である宗田好史会長が松井市長に構想案を手渡しました

新しい基本構想の内容

この構想案は、京都が誇る歴史や文化を振り返りつつ、以下の9つの理念を掲げています:

理念内容
本物(ほんまもん)を追究・創造し続ける市民が本物の文化や伝統を大切にし、新しいものを生み出していく姿勢を相手にしています

世界の文化と交流し、新たな文化を創造し続ける京都が国際的な文化交流を大切にし、そこから新しいものを生み出そうとする意欲を示しています

平穏と静寂のもとで自己と世界に深く向き合える日常の喧騒から離れ、自分自身と向き合う時間を大切にしようという考え方を表しています

市民がつくる京都の未来

宗田会長は、「これは京都人の理想や誇り、市民の気持ちが詰まった構想案です」と話し、私たち京都市民が望む理想の姿を反映したものだと強調しました

松井市長も「この基本構想に恥じない市政を実現したい」と決意を新たにしています

その思いがしっかりと形になることを期待したいですね

市は今後、この構想案を基に最終的な基本構想を作成し、11月の市議会に提出する予定です

私たちの未来の京都を一緒に育てていけるよう、引き続き関心を持っていきましょう

ピックアップ解説

「本物」とは、京都が誇る伝統的な文化や技術、例えば、茶道や京友禅などのことを指します。これらは長い年月をかけて育まれ、今も多くの人々に愛されています。京都では、こうした本物の文化を守りつつ、現代の感覚を取り入れた新しい文化も生まれています。たとえば、伝統工芸品を使った現代的なデザインの製品などがそうです。これからも、本物を大切にする京都の姿勢は変わらないでしょう。

キーワード解説

  • 本物とは、京都に根付いた本格的な文化や伝統技術のことを指します。
  • 歴史とは、京都で長い時間をかけて形成された出来事や風俗の積み重ねを指します。
  • 文化とは、京都の人々が育んできた習慣や価値観を含む生活様式のことを指します。

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