
大阪・関西万博の会場では、地元の名産品を紹介する素晴らしい催しが開かれています
特に、京都のお茶の魅力を存分に伝えるイベントが注目を集めており、訪れた皆さんがその美味しさに触れています
今回の催しは、「関西パビリオン」にある「京都ゾーン」で行われており、8月18日から始まりました
ここでは、京田辺市と宇治田原町が提供する「玉露」や「煎茶」といった名茶をPRしています
お茶は、ただ飲むだけでなく、その作り方や香り、味わいを学ぶ良い機会です
催しでは、茶葉の種類や特徴についての説明がありました
たとえば、茶葉は収穫前に日光を遮る日数によって変わり、お湯の温度や蒸らし時間を調整することで、甘みや渋みを変えることができるといったことです
この話を熱心に聞いている来場者の姿が印象的でした
さらに、急須を使ったおいしいお茶の入れ方を実演すると、皆さんは様々な香りや味を楽しんでいました
「茶葉の種類によって味だけでなく、匂いや色も違いがあることがわかりました」と話す、訪れた60代の女性の言葉からは、学びの楽しさが伝わります
京田辺市の農政課長である出島豊清さんは、「最近、海外で『抹茶ブーム』が起きていることから、その他のお茶にも注目が集まっている」とコメント
日本の皆さんにも、ぜひ様々なお茶を知って楽しんでもらいたいと願っています
この催しは、今月の24日まで続くので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください!
玉露とは、特に高品質な緑茶の一つで、甘味があり、香りが豊かです。これを作るためには、茶葉を収穫する前に日光を遮る時間が大切です。玉露は他の緑茶と比べて、茶葉の栽培と加工が難しいため、その分高価になることもあります。また、入れ方にもコツがあり、80度前後のお湯で丁寧に抽出することで、特有の甘みとコクを引き出すことができます。飲む際には、香りを楽しみながら、その深い味わいを感じることが大切です。
- 玉露とは、日本の高級緑茶で、特に甘味が特徴的なお茶です。育てる際に日光を遮り、茶葉の成分を濃縮するため、味わいが特別になります。
- 煎茶とは、日本で一般的に飲まれている緑茶の一つで、爽やかな味わいと香りが魅力です。飲む時には、温度を工夫して、お茶本来の風味を楽しむことがポイントです。
- 抹茶とは、葉を粉末にした緑茶で、主に茶道で使用されます。独特の濃厚な味わいと美しい緑色が特徴で、近年はスイーツや飲み物にも使われ人気があります。
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