東山区の高校野球で京都国際高校に差別投稿が相次ぐ

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東山区の高校野球で京都国際高校に差別投稿が相次ぐ

最近、全国高校野球選手権大会で初戦を突破した京都国際高校(京都市東山区)に対して、残念なことに再び民族差別的な投稿が出てきています

これに対し、京都府と京都市は14日に京都地方法務局に連名で削除要請を行いました

国際高校は、過去に韓国系民族学校を前身としているため、特に民族に関する投稿が多くなってしまっています

京都国際高校への差別的な投稿

昨夏の大会では校歌が韓国語であることが原因の一つとなって、民族差別や侮辱的な投稿が多数見受けられました

府と市は、同校が大会で優勝した際にも、計7件の削除を求めています

モニタリング強化

選手や試合に悪影響を与えないよう、京都府は今月1日からSNSやインターネット掲示板のモニタリングを強化しています

悪質な投稿を早く見つけるため、特に国際高校に関連する投稿に注目しています

人権擁護の重要性

府の人権啓発推進室によれば、今までに国際高校に関連した投稿は2000件以上で、特に初戦を勝ち抜いた13日には3件の差別的な内容があったそうです

これは「ヘイトスピーチ解消法」に対して非常に問題があるとされ、京都市と47市は連携して迅速に削除を求めています

まとめ

ヘイトスピーチは許されないというメッセージが強く発信されています

府と市は今後も継続的なモニタリングを行い、問題がある投稿には迅速に対応していく方針です

ピックアップ解説

京都国際高校は元々韓国系民族学校から発展した学校で、そのために民族に関する話題がよく取り上げられます。京都の歴史には多くの異文化が入り混じっており、それが地域の文化やスポーツに良い影響を与えていることもあります。例えば、他の日本の学校とは違い、校歌が韓国語で歌われるのも道理です。このように、学校や文化の背景を理解することが大切です。

キーワード解説

  • ヘイトスピーチとは、特定の民族や宗教に対して差別的な言葉や表現をすることを指します。このような言動は、社会での対立を助長し、人々の関係を悪化させる原因になります。
  • モニタリングとは、特定の事象や動向を観察し、記録することを言います。SNSやインターネットの場合、問題の投稿を早く見つけて対処するために重要な手段です。
  • ヘイトスピーチ解消法とは、差別的な発言を抑止するための法律です。人権を守るために、差別的な発言を行うことが禁じられています。

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