最近、京都府内で珍しいニュースがありました
なんと、80代の女性が感染した病気が話題になっています
この病気は、マダニが運ぶ重症熱性血小板減少症候群(SFTS)というもので、軽症ですが府南部での感染は初めてです
京都に住んでいると、田舎の自然の中で遊びたくなることもあると思いますが、意外な危険が潜んでいることを知っておくことは重要です
この女性は7月下旬に熱を出して入院したとのことですが、宇治田原町内で感染したと見られています
最近まで府内でのSFTS症例はあまり報告されていませんでしたが、なんと今年だけで4件も確認され、2013年の統計以来最多となります
以前はあまり耳にしなかった病名ですが、どんな病気なのか詳しく見ていきましょう
SFTSとは?
SFTSは、マダニという小さな虫に刺されることで感染するウイルス性の病気です
感染してから症状が現れるまでの期間を潜伏期間と呼びますが、この間は6日から14日程度です
発熱や嘔吐が主な症状です
もしも草むらややぶで遊んだら、まずは体をよくチェックしてみてください
マダニに注意!
マダニは、特に草が茂っている場所にたくさんいます
この時期は外で遊ぶ機会が多いですが、注意が必要です
府では、「草むらでは肌を隠すなどの対策をすることが大切
長時間地面に寝転んだり座ったりしないようにしてほしい」と呼びかけています
京都ならではの美しい自然を楽しむために、自分を守る知識も必要ですね
感染を防ぐためのポイント
対策 | 説明 |
---|---|
肌を隠す | 長袖や長ズボンを着ることが大事です |
体をチェックする | 帰ったら体をよく見て、ダニがついていないか確認しましょう |
草むらを避ける | できるだけ高い場所を選びましょう |
マダニとは、小さな虫で主に草むらに住んでいます。彼らは時に人に寄生し、咬むことで感染症を引き起こすことがあります。特にSFTSという病気は、マダニが運ぶウイルスによって引き起こされます。私たちは、アウトドアを楽しむ時に、マダニに刺されないように注意することが重要です。特に長時間草むらにいると、マダニにダイレクトに接触する危険が高まりますので、適切な服装と行動が求められます。
- 感染症とは、ウイルスや細菌などが体に入り込み、病気を引き起こすことです。これは風邪からもっと重い病気まで、さまざまあります。
- 潜伏期間とは、感染してから症状が出るまでの時間のことです。この期間は人によって異なり、感染症の種類によっても変わります。
- ウイルスとは、細胞に感染して繁殖する微小な生物のことです。多くの感染症はウイルスが原因になります。
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