京都で昭和を感じる懐かしい催しが開催中

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京都で昭和を感じる懐かしい催しが開催中

京都府綾部市で、昭和の時代に使われていた家庭用品など、懐かしい品々を集めた特別な催しが開催されています

この催しの背景には、ことしが「昭和100年」にあたることがあり、昭和生まれの方々に昔を懐かしんでもらい、若い世代に昭和の文化を伝えることを目的としています


今回の催しは、綾部市睦寄町にある温泉施設が企画したものです

会場には、ダイヤル式の黒電話や、昔の商品の広告として使用されていたホーローの看板など、どこにでもあった懐かしい品々が約80点展示されています

また、アイドルのシングルレコードや、先月亡くなった長嶋茂雄さんのサインボールなども見ることができます


訪れた人々は、実際に手に触れて楽しむことができる物もあり、特に昭和20年代に使われていた足踏みミシンのペダルを踏んでいる女性の姿が印象的でした

中には、京都市から訪れた80代の男性のように「昔のことを思い出して、大事なものを残していったほうが良い」という声もあり、世代を超えた思い出の共有が見られました


この催しを企画したあやべ温泉の仲久保政司さんは、「お孫さんに『俺が若いときにはこんなのがあった』と言っているおじいさんがいると、家族やグループの絆作りになればうれしい」と話しています


この催しは、今月(7月)21日まで続きますので、ぜひ訪れてみてください

昭和の温かい日常を思い出し、京都の文化の一部を体験できる貴重な機会です!

ピックアップ解説

昭和のアイドルシングルレコードとは、当時人気を博した歌手やバンドの楽曲を収録したもので、音楽文化の一部を形成しました。レコード自体は、アナログの円盤で、音楽を楽しむために機器で再生する必要があります。今ではデジタル音源が主流ですが、レコードには独特の温かみと重みがあります。今でもレコードを好む人々にとって、昭和のアイドルシングルレコードは貴重な存在です。

キーワード解説

  • ダイヤル式の黒電話とは、電話番号をダイヤルを回して選択する方式の電話機のことです。昭和の多くの家庭で使われていました。数字それぞれがダイヤルに対応していて、回転させることで電話がかけられる仕組みです。
  • ホーローの看板とは、金属にエナメルを焼き付けた看板のことです。耐久性が高く、色鮮やかで、街中でよく見かけました。昭和の時代には商業広告として広く利用され、多くの人々に親しまれました。
  • 足踏みミシンとは、ペダルを踏むことで針が動き、布を縫うことができるミシンのことです。昭和の家庭では一般的に使われていて、手作りの洋服や布製品を作るために活用されています。今は電動ミシンが主流ですが、当時の職人技を感じられます。

7月12日(土)

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7月13日(日)

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