京都の夏の風物詩「祇園祭」では、特別なイベントが行われました
それが「はも道中」です
このイベントは、兵庫県の淡路島特産のハモを持って八坂神社を目指して練り歩くもので、淡路島観光協会の主催で毎年開催されています
この「はも道中」は、昔、淡路島から朝廷に海の幸が献上されていた歴史を大切にしながら行われています
今年も、京都市東山区の八坂神社で関係者約80人が集まり、3匹のハモを入れたおけを持って、周りの道路を元気に練り歩きました
参加者たちは「淡路島から、はも道中!」と声を上げて、観光客や通りかかった皆さんに旬のハモを熱心にPRしました
その後、ハモは神社に奉納され、参加者は本殿を参拝しておはらいを受けました
境内では、ハモのほかに玉ねぎや手延べそうめんを一緒に煮込んだ「はもすき」が無料で振る舞われ、訪れた人たちはそのおいしさを楽しんでいました
淡路島観光協会の会長、木下学さんは、「今年は身が厚いハモが育っています
奉納できてほっとしています
今年も京都と淡路島のつながりを実感し、おいしいハモを食べてこの暑い夏を乗り切ってほしいです
」と語っていました
このように、京都を代表する祇園祭を通じて、地域の特産品の魅力が発信されることは、京都の活性化にもつながります
「はも道中」は、淡路島特産のハモを担いで練り歩く伝統行事です。この行事はかつて淡路島から京都に向けて海産物が届けられたことに由来しています。ハモはその美味しさから、多くの人に親しまれています。特に夏になると、ハモを使った料理が人気です。これをきっかけに、淡路島の魅力も広がるいい機会ですね。
- ハモとは、鱧(はも)と呼ばれる魚の一種で、特に夏に美味しくなることから、旬の食材として知られています。柔らかい身と独特の味わいが特徴で、様々な料理に使われます。
- 祇園祭とは、京都の夏を代表する祭りで、毎年7月に行われます。美しい山鉾(やまほこ)や祭りの雰囲気が魅力で、多くの観光客が訪れます。
- 淡路島とは、兵庫県にある島で、特産品として美味しいハモや玉ねぎが有名です。この島は美しい自然と豊かな歴史を持ち、観光地としても人気があります。
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