
最近、京都府南部が雷雨に見舞われました
特に、宇治市と城陽市では、午後2時すぎから急に激しい雨が降り始めました
これは、予測された天気とは違い、急に気候が変わったためです
大気の状態が不安定なため、まるでゲリラ豪雨がまたやってきたかのようです
午後3時11分には、京都地方気象台が宇治市と城陽市に大雨警報(浸水害)を発表しました
これは、低地が浸水したり、道路が冠水したりする危険があるということです
特に、この時期は何かと雨が多いので、皆さんも注意が必要です
3日昼頃から、京都府の丹波地域で発生した積乱雲(積雲が集まってでき、大規模に成長した雲)が南東に進んできています
このような雲は、通常、午後の遅い時間帯に多く発生します
京都市内でも、左京区や山科区、伏見区などで雷雨が発生しました
雨はすぐに降り始め、午後3時までの1時間に、左京区の花背では24ミリ、木津川市の木津では21ミリの強い雨が観測されました
また、京都市内では古くから、丹波地域で発達するこのような積乱雲を「丹波太郎」と呼ぶことがあります
この名前は、地元の人々にとって非常に親しみやすいもので、時折、懐かしい思い出を呼び起こすこともあるのです
「丹波太郎」とは、京都市内でよく見られる積乱雲を指す言葉です。この雲は、午後に発生することが多く、雷雨を引き起こす特性があります。実は、丹波地方は険しい山々が多く、独特の気象条件が生まれます。このため、こういった雲が発生しやすく、厳しい雨をもたらすことがあるのです。京都に住んでいると、急な天候変化に備えることが大切です。
- 大雨警報とは、大雨が予想される場合に発令される警報で、浸水や土砂災害(土が崩れること)の危険を知らせます。
- 積乱雲とは、上に大きく成長した雲の一種で、激しい雨や雷を伴うことが多いです。特に、夏の午後に見られることが多いです。
- 雷雨とは、雷が鳴り、強い雨が降る現象のことを指します。急激に天候が変わることが多く、注意が必要です。
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