
京都の自然や美しい風景は、多くの人を引きつける魅力があります
特に植物園では、珍しい植物に出会えるチャンスがいっぱい
最近、京都府立植物園では、背が高くて珍しい花が咲き、多くの人々を楽しませています
その花はインドネシア西部に自生する「アモルフォファルス デカスシルヴァエ」という、こんにゃくの仲間の植物です
なんと、この植物は茎を含めるとその高さは約3メートル30センチにもなるのです!
この特別な花が咲いたのは、京都市左京区の京都府立植物園
ここではなんと8年前から「アモルフォファルス デカスシルヴァエ」の種芋を育てていました
そして先週から開花の兆しが見え始め、25日朝に見事に花開きました
実はこの花を育てるには非常に繊細な管理が必要で、国内での栽培事例は少ないのです
植物園によると、今回の開花は約6例目のことだとか
大きさは直径約80センチで、クリーム色の「付属体」と呼ばれる部分の周りには、メシベやオシベが付いています
また逆に、熟成したチーズのような独特のにおいがするのもこの花の特徴です
25日には多くの人が植物園を訪れ、貴重な植物を写真に収めたり、その美しさを目に焼き付けたりしていました
京都市の60代の女性は、「開花したと聞いて急いで来ました
普段は見られないのでとても感激しました!」と話していました
「アモルフォファルス デカスシルヴァエ」の花は開花してから2日ほどでしおれてしまうそうです
京都府立植物園の植岡壮平係長は、「栽培が難しく、やっと咲いてくれました
開花はなかなか見ることができないので、ぜひこの機会に観察してほしいです!」と語っています
「アモルフォファルス デカスシルヴァエ」は、見た目がユニークな植物で、主にインドネシアに自然に生育しています。この植物は、こんにゃくの仲間に分類されるため、共通点として地下に塊茎を持っており、そこから成長します。日本では珍しい存在で、特に京都府立植物園での開花は、植物好きにとっても特別なニュースなのです。巨大な花は、自然界でも特に目を引くもので、その美しさをぜひ多くの人に知ってもらいたいですね。
- アモルフォファルスとは、インドネシア原産のこんにゃくの仲間の植物です。
- 植物園とは、さまざまな種類の植物を楽しむことができる場所で、特に研究や教育のために重要です。
- 特別な花とは、珍しい植物や色、形の花を指し、観察することで自然の美を感じられます。
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