6月11日、サッカーの天皇杯の2回戦で、京都府代表の京都産業大学がJ1のFC町田ゼルビアと対戦しました
お互いに力が入り、白熱した試合が展開されました
京産大は、試合開始からしっかりと守備を固め、ジャイアントキリングへの期待を抱かせるプレーを見せます
特に後半13分、京都橘高校出身の4年生選手である長谷川裟恭選手が先制ゴールを決めて、スタジアムが盛り上がります
このゴールは、まさに京産大の地の利と地元の期待を背負ったものです
しかし、一度先制した京産大は、そこから町田の強烈な反撃を食らうことになります
試合は終盤へ進み、強さを発揮する町田に対して京産大は必死に守りますが、後半41分に同点に追いつかれ、続いてアディショナルタイムでPKを献上してしまいます
このPKを決められ、結果は1対2となりました
残念ながら3回戦進出は果たせませんでしたが、選手たちの成長の跡が見える試合となりました
長谷川裟恭選手は試合後、「自分たちの大切にしている基準や細部にこだわる所は意識できたし、今季最高のゲームになった
ただ最後、勝ち切れないのは課題なので持ち帰りたい」と語りました
チームの主将である徳若碧都選手も、「ここにいる京産大のメンバーは、個人としても、チームとしても、上を目指していく集団だと思う
(町田戦の)基準というのを日常に持ち帰り、日々の練習から生かしていきたい」と、前向きなコメントをしました
「J1」とは何か?J1は、日本のプロサッカーリーグの中でも最高位に位置するリーグで、多くの名選手が活躍する場です。強いチームがひしめき合っており、競争が非常に激しいことから、若手選手たちはここの舞台で成長し、スカウトを目指すことが多いのです。このような厳しい環境で試合を経験することは、学生たちにとって貴重な財産となります。
- 京都産業大学は、京都で有名な私立大学で、教育・研究・スポーツを通じて地域社会に貢献しています。特にスポーツ活動が活発で、多くの学生がさまざまな競技で活躍しています。
- 天皇杯は、日本のサッカー大会で、全国のクラブチームが参加します。優勝チームには天皇杯を授与され、その栄誉は非常に大きいです。
- FC町田ゼルビアは東京都町田市に本拠地を置くプロサッカーチームで、J1リーグに所属しています。チームは地域に根ざした活動をしており、ファンとの結びつきも強いです。
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