京都府たけびしスタジアムでの陸上大会新記録や1年生チャンピオン誕生

今、京都府のスポーツ界が熱い！たけびしスタジアムでは、近畿インターハイ出場をかけた陸上の京都府予選が開催されました

この大会で、なんと大会新記録や1年生チャンピオンが誕生し、今年のレベルの高さを示しました

特に注目されたのが、女子ハンマー投の決勝で、花園高校3年の長谷川有選手です

彼女は、4月に行われた春季大会で京都高校記録を塗り替えた実力者

昨年の秋ごろから、投てきフォームを3回転から4回転に変えたそうですが、練習ではかなり苦戦したと語っています

それでも、彼女は見事に51m58cmを投げ、優勝を果たしました！さらに女子砲丸投でも最終投てきでの逆転劇を成し遂げ、二冠達成で近畿インターハイへの弾みを付けました

長谷川選手は「もっと練習で安定した投げをして、『絶対いけるぞ』という自信をもって、近畿大会に臨みたいと思います」と、意気込みも十分です

大会には別の楽しみも！1年生チャンピオンも誕生しました

女子100mハードル決勝で、京都光華高校の1年生、中井穂之香選手がその栄誉を手にしました

中学と高校で規格が異なるこの種目について、彼女は「インターバルの長さについては、すぐに対応できたのですが、高さでは最初に少し苦戦しました」とコメント

しかし、感覚をつかんできて、うまく走れるようになったとのこと

また、京都光華1年の薬師寺愛葉選手も注目です

彼女はケガの影響で挑んだこの大会が個人トラック競技の復帰戦でした

ケガは完治していないものの、100mで3位、200mで2位に入り近畿大会進出を決めました

愛葉選手は「周りのみんなが追い込んでいく姿を見ながら追われている時は精神的に辛かったですが、顧問の先生に『ケガを通じて心が強くなる』と言われて支えられました」と、心の強さを感じさせるコメントを残しました

この大会を通じて、京都府の高校生たちがそれぞれのチャレンジを乗り越え、成長していく姿がとても印象的でした

今後も、彼らの活躍を見守りたいですね！

ピックアップ解説

女子ハンマー投とは、大きな鉄の玉を手で振り回して投げる競技です。選手は自分の体重を使って玉を遠くに飛ばすための技術が求められます。特に、投てきフォームを変える際には多くの練習が必要です。長谷川選手のように新しい技術に挑戦する姿勢は、他の選手にも良い影響を与えますね。京都府の選手たちの成長を見守りたいです！

キーワード解説

• 大会記録とは、特定の大会で設定された最も優れた成績のことです。設定されると、次回以降の大会で選手たちはこの記録を超えようと努力します。
• インターハイとは、全国高等学校総合体育大会のことです。全国各地の高校から選手が集まり、さまざまな競技で活躍します。
• ハードル競技とは、選手が特定の高さに設置されたハードルを飛び越えながら走る競技です。速さと跳躍力が求められます。