京都でスーパーの牛肉個体識別番号誤表示問題

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京都でスーパーの牛肉個体識別番号誤表示問題

最近、京都市内のスーパーが牛肉の個体識別番号を誤って表示していたというニュースが話題になっています

この問題は、私たちにとってもとても重要なことだと思います

なぜなら、正しい情報が私たちの食生活に直結するからです



京都市左京区にある「エーコープ京都中央」というスーパーが該当しています

ここでは、去年の8月から11月までの間に、京都府産の黒毛和牛ヒレステーキや山形県産の黒毛和牛モモブロックなど、実際とは異なる個体識別番号を使って牛肉を販売していたのです



具体的には、541キロ以上の牛肉が誤った個体識別番号で販売されていたと近畿農政局が発表しています

個体識別番号とは、各牛に付けられた番号で、その牛の出身地や飼育歴などを追跡できる情報を示しています

これが間違っていると、消費者がどのような牛肉を食べているのか分からなくなるのです



この問題が発覚したのは近畿農政局の立ち入り検査によるもので、27日に牛トレーサビリティ法に基づく是正勧告が出されました

この法律は、食材の安全性や品質を確保するための法律です



今後、このスーパーでは管理態勢を見直し、職員には法令遵守を徹底させる再発防止策を報告書としてまとめ、来月の27日までに提出することが求められています



エーコープ京都中央は「誤って番号を表示したのは、大量の商品を販売する中でのミスであり、すでに管理態勢を見直している」とコメントしています

このような問題を解決するためにも、私たち消費者も食品の安全についてさらに脳に入れて、自分で情報を確認することが大切ですね

ピックアップ解説

「牛トレーサビリティ法」とは、消費者が安心して食べ物を選べるようにするための法律です。日本では、牛肉や豚肉などのトレーサビリティ、つまり食材の履歴を追跡できる仕組みが求められています。これにより、万が一の食品事故や品質問題が起きた際にも、素早く安全性を確認し、問題のある商品を回収することができます。だからこそ、正確な個体識別番号の表示が重要なのです。

キーワード解説

  • 個体識別番号とは、各牛に付けられたユニークな番号で、どこの農場で育ったか、どのように飼育されてきたかなどの情報を追跡できるようにするためのものです。
  • トレーサビリティとは、食品や商品の履歴を追跡する仕組みのことで、消費者が安心して購入できるようにするために重要な要素です。
  • 法令遵守とは、法律や規則に従うことを指します。企業や団体が法律を守ることで、消費者に安全な商品やサービスを提供することができます。

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