20日の京都府内は日差しが強く、とても暑い一日となりました
気温が30度を超える「真夏日」となり、京都の夏の暑さを改めて実感した方も多いのではないでしょうか
これからますます気温が上がることが予想されていますので、熱中症に十分注意が必要です
京都地方気象台によると、20日は高気圧に覆われ、天気も晴れ渡っていました
そのため、県内の各地で気温がぐんぐん上昇
観測地点の中で特に暑かったのは、福知山市で32.5度、舞鶴市でも32.4度と、いずれも30度を上回る「真夏日」を記録しました
市名 | 最高気温 |
---|---|
福知山市 | 32.5度 |
舞鶴市 | 32.4度 |
京都市 | 31.3度 |
南丹市美山 | 31.3度 |
京田辺市 | 30.6度 |
南丹市園部 | 30.5度 |
宮津市 | 30.4度 |
また、この日の暑さの影響で、午後5時時点で7人が熱中症の疑いで救急搬送されたとのことですが、幸いにも重症者はいなかったようです
しかし、これからさらに暑くなる日は続くため、注意が必要です
21日の予報では曇り空が広がり、夜には南部を中心に雨が降る見込みですが、日中は舞鶴市で32度、京都市で31度と高い気温が予想されています
この時期はまだ体が暑さに慣れていないため、エアコンを使ったり、こまめに水分や塩分を補給するなどの対策を心がけましょう
実際、愛知県から観光で訪れたご夫婦は、「京都は想像以上に暑くて大変」と驚いていました
また、長野県から来た還暦祝いのご夫婦は「帽子がないと外にいられない」とのことで、都心でも飲食店が混雑していたため、水分補給が難しかったようです
さらにオーストラリアから来た男性も「自分はこの暑さに慣れているが、年配の方や子供には厳しい環境だろう」と警鐘を鳴らしています
皆さん、体調管理には十分に留意してこの夏を楽しみましょう
「真夏日」とは、最高気温が30度以上の日を指します。特に京都では、日本の中でも湿度が高く、体感温度がさらに上昇することがあります。このため、体が暑さに慣れていない時期は特に注意が必要です。熱中症は適切な水分摂取や休憩が欠かせませんので、外出時には体調をよくチェックしましょう。学校の部活動や観光などでも、この時期はしっかりと水分をとるように注意しましょう。
- 熱中症とは、暑さによって体温が異常に上昇し、体がうまく機能しなくなる状態のことです。
- 高気圧とは、空気が周囲よりも高い圧力で、そこから空気が周りに出ていく現象です。晴れた天気になることが多いです。
- 湿度とは、空気に含まれる水蒸気の量を示す測定値です。湿度が高いほど、体感温度が上がります。
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