
京都府舞鶴市倉谷の天清川では、色とりどりのこいのぼりが約500匹も泳いでいます
これは地元住民の有志団体が飾り続けてきたもので、今年で20周年を迎えます
舞鶴市の美しい川に沿って、約200メートルもの長さにロープが架けられ、小さなこいのぼりが次々と飾られています
また、竹ざおには、大きなこいのぼりも掲げられ、まるで空を泳ぐような姿がとても印象的です
この取り組みは、地域の子どもたちが楽しむことを目的としており、「倉谷西やろう会」が2005年に始めました
毎年、地元の東山こども園の園児たちが描いたこいのぼりを飾ることで、地域のつながりと子どもたちの創造力を育んでいます
コロナ禍でもこの取り組みを続け、今年も全力で準備をしてきたそうです
倉谷西やろう会の会長である國光昭さん(75)は、もしかしたらやめることも考えたそうですが、地域の人々の期待を背負い、無事に20周年を迎えることができました
今年は17日ごろまでこいのぼりが掲揚される予定なので、ぜひ訪れてみてください!
ピックアップ解説
こいのぼりは、子どもの成長を祈るために飾られる魚の形をした旗です。元々は中国から伝わった風習で、男の子の誕生を祝う意味があります。5月5日のこどもの日には、各地でこいのぼりが飾られますが、舞鶴の倉谷のように地域の人々が協力して飾るのは、とても温かいイベントです。地元の子どもたちが描いたこいのぼりも加わることで、特別な思いが込められています。
キーワード解説
- 風物詩とは、その地域の特有の季節や文化を表す事物や行事のことを指します。京都には独自の風物詩がたくさんあります。
- 倉谷は舞鶴市に位置する地域で、自然豊かな環境と歴史的な背景があります。地域の伝統行事が多く行われています。
- 竹ざおとは、竹を使って作られた棒のことで、軽くて丈夫なため、さまざまな用途に使われます。特に、こいのぼりを掲げる際に象徴的な役割を果たします。
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