
最近、京都市の素晴らしい高校生たちが大活躍しました!彼らの制作した動画が、悪質な「フィッシング詐欺」に立ち向かう啓発を目的としたコンテストで最優秀作品に選ばれたのです
このニュースは、技術を使った新しい時代の詐欺に対抗する姿勢を持つ、未来の力を感じさせます
受賞したのは、京都市中京区の「洛陽総合高校」の3年生、野口大将さん、戸田圭亮さん、石田真翔さんの3人です
彼らが制作した動画は、フィッシング詐欺の危険を分かりやすく伝えるもので、今月の4月14日に京都府警察本部を訪問し、喜びの報告をしました
動画の内容は短いですがとても重要です
まず、銀行口座が悪用されたというショートメッセージから始まります
動画の中では、慌てて反応すると偽サイトに誘導され、アカウントが乗っ取られたり、IDやパスワードが盗まれたりするリスクが説明されています
視聴者に「URLをクリックしたり、返信したりしないように」という注意喚起を37秒間でしっかり伝えています
このように若い世代が率先して注意喚起をしていることに、私たちも感心を禁じ得ません
彼ら3人は、高校で映像やデザインを学ぶ中で、授業や放課後の時間を利用して動画制作に取り組みました
応募期限が迫る中、細かい修正を繰り返し、時間をかけて完成させたそうです
石田さんは「日常のちょっとしたことで被害を減らせると思います
この動画で皆さんの役に立てればうれしいです」と語っており、彼の言葉には未来への希望が感じられます
なお、この動画は警察庁の公式YouTubeチャンネルでも公開されていますので、ぜひ一度ご覧になってみてください
フィッシング詐欺とは、悪質な手口で人々を騙し、個人情報を盗む行為です。例えば、偽の銀行サイトに誘導し、IDやパスワードを入力させることで、本人の知らないうちにお金を取られてしまうことがあります。特に、最近はスマートフォンを使った詐欺が増えてきており、注意が必要です。自分の情報を守るためには、怪しいリンクをクリックしない、メールの送信者を確認する、二段階認証を設定するなどの対策を講じることが大切です。
- フィッシング詐欺とは、偽のメールやウェブサイトを使って、個人情報を盗む詐欺行為のことです。
- 警察庁とは、日本の警察の総合組織であり、全国の警察を指導する役割を持つ機関です。
- 映像制作とは、映画やテレビ、動画などを作るプロセスのこと。映像を撮影し、編集して作品を完成させることです。
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