
音楽コンサートに出演するために来日したドイツの市民楽団「ムジークカペレ・サンクトフィトス」のメンバーたちが、京都府長岡京市の美しい竹林に足を運びました
そこでは、日本の竹文化や竹林の環境に触れることができ、メンバーたちは大変楽しんでいました
実際にタケノコ掘りに挑戦したり、竹製のコップ作りにも挑戦しました
楽団は、花園高校の吹奏楽部やその卒業生で構成される「エスポワール吹奏楽団」との交歓演奏会に参加し、4月25日まで日本に滞在しています
約40人が竹林を訪問し、市民グループ「長岡京市環境の都づくり会議」のメンバーから竹やタケノコについての解説を受けながら、くわを使ってのタケノコ掘りを体験しました
みんなでタケノコを上手に収穫できると、歓声が上がりました
さらに、竹を使ってコップを作ったり、焼きタケノコを味わったりと、日本ならではの体験も楽しみました
同会議のメンバーが手作りした竹とんぼや竹製のけん玉を楽しむために、楽団員たちも笑顔を浮かべていました
メンバーの一人、ラルフ・コンラードさん(50歳)は「ドイツでは竹を見ることができないので、非常に特別でユニークな経験ができた」と語り、大きな竹のグラスを手に持ちながら「おいしいビールが飲めそうだ」と嬉しそうに話していました
竹とは、主にアジアを中心に自生する、非常に強くて柔軟な植物です。竹は、日本では昔から道具や建材として使われてきました。例えば、竹製の器や、しなやかな竹で作った楽器など、多くの文化と関わりがあります。竹は生育が早く、環境にも優しいため、持続可能な資源としても注目されています。楽団員が体験した竹文化は、私たち日本人にとっても大切な体験です。
- 竹とは、草本植物の一種で、とても強い茎を持つのが特徴です。日本では、食べ物から建材まで様々な用途に使われています。
- タケノコとは、竹の若い新芽のことを指します。春になると土から顔を出し、これを食べることができる日本の特産品です。
- 文化とは、人々が持つ価値観、習慣、芸術などの集合体です。地域ごとに異なる特徴を持ち、伝統や祭りによって表現されます。
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