
京都市北区には、女性たちが健康で長生きできる社会を目指して活動する非常に素敵な方がいます
その名も山上博子さん
彼女は2年前、医療系サービス会社「100(ワンダブルオー)」を立ち上げました
平日は大阪の製薬会社で働き、週末には自らのビジネスのために多忙を極める日々を送っています
その中でも特に注目に値するのは、乳がんの検査をカフェ感覚で受けられる新しい試みです
従来の乳がん検査といえば、マンモグラフィーが主流で、胸を板で挟むため痛みを伴うことが多く、敬遠されがちでした
しかし、最近では血液や唾液を使った、体への負担が少ない検査法も増えてきています
山上さんは、そんな新しい検査ができるキッチンカーを発想しました
この車両は多様な検査が可能で、カフェも併設しているため、楽しみながら健康管理ができるんです!
山上さんが健康に興味を持った理由は、彼女の祖母が肝臓がんで亡くなったことです
その時、「もしもっと早く見つかっていたら」との思いから、健康への意識が高まりました
ビジネスコンテストでの成功が彼女に起業の道を開くきっかけとなり、NCT(新時代がん検査)と呼ばれる自分に合った検査を受けられるビジネスモデルを作り上げました
山上さんはこのモデルの市場調査も行い、70人以上とオンライン面談を実施した結果、約3割の人が興味を持っていることが分かりました
これからもさらなる改良を重ねていく予定です
また、女性たちが集い、ライフスタイルについて考えるタウンミーティングの企画も行っています
多忙な日々の中でも、事業が成長し新たな仲間が増えることで、山上さんの夢が一歩ずつ実現に近づいていくのを感じています
将来的には、NCTの車両で全国を巡ることを夢見ているそう
特に、祖母の言葉「100歳まで生きる」を実現するために、健康の大切さを周知させていきたいと力強く話していました
何歳になっても健康で幸せな生活を送るために、山上さんの活動から目が離せません
キッチンカーは、移動式のレストランや店舗で、最近では様々な食べ物を提供するだけでなく、医療や健康サービスにも利用されています。特に、健康診断やがん検診を行うキッチンカーは、地域住民にとってとても便利です。手軽にアクセスできることで、検査を受ける人が増えるのではないかと期待されています。
- がんとは、体内の細胞が異常に増殖する病気で、早期発見が重要です。健康診断や定期検査でリスクを早期に見つけることが推奨されています。
- 健康診断とは、病気の早期発見や予防を目的とし、医療機関で行う一連の検査です。定期的に受けることが重要とされています。
- タウンミーティングとは、地域の住民が集まり、意見を交換したり、問題を話し合ったりする場のことです。地域活動に積極的に参加することで、コミュニティがより良くなります。
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