
京都府亀岡市には、素晴らしいガラス工芸品を作る作家、吉村義次さん(76)がいます
彼の作品展が、4日に亀岡市余部町のガレリアかめおかで始まりました
この展示では、伝統的な柄を大切にしながらも新しい形にも挑戦してきた吉村さんの20年以上の活動を振り返ることができます
吉村さんは2001年に地元の金融機関を退職し、その後、大阪の工房で技術を学びました
そして、2004年5月には、自宅の工房「篠瑠璃」(しのるり) を開設しました
これまで、教室の生徒たちと一緒に作品展を開催することはありましたが、個展を開くのはこれが初めてです
今回の作品展では、2002年に最初に出展した作品から最新作まで、300点以上が並べられています
来場者たちは、ススキと月を見せる重層的な作品や、立体的な花のデザインに見入っています
そして手のひらに収まる小さな芸術品の魅力を存分に感じることができます
吉村さんの作品は、帯留めやネックレスだけではなく、文鎮や香料を入れられるつぼ型など、様々な形で試行錯誤しながら制作されています
この多様性もまた、彼の作品展の魅力の一つです
作品展は8日まで、毎日午前11時から午後4時(最終日は午後3時まで)まで開催されており、入場は無料です
また、展示されている作品も販売されていますので、ぜひ足を運んでみてください
「とんぼ玉」は、京都などで作られる美しいガラスのアクセサリーです。この名前は、実際に「トンボ」の形に似た模様や色合いから来ています。とんぼ玉は幸運をもたらすと信じられており、古くから人々に愛されてきました。また、そのまん丸な形は、手の中で転がすと遊び心を促します。色とりどりのガラスを使ったこの工芸品は、ただの装飾品ではなく、見る人の心を癒す小さな芸術作品です。
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