左京区で開催中の平安神宮の夜桜コンサート

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左京区で開催中の平安神宮の夜桜コンサート

 夜桜を見ながら、生演奏を楽しむ特別なイベント「平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)」が、今年も京都市の左京区にある平安神宮神苑で始まりました

美しい音色が夜の静けさに溶け込み、多くの訪問者はライトアップされた紅しだれ桜に心を奪われます

 「桜音夜」は、1989年にスタートした「紅しだれコンサート」の流れを受け継いだ春の人気イベント

京都新聞とライブエグザムの共催、JR東海の特別協賛によって実現しています

初日のステージには、雅楽師の東儀秀樹さんとその息子、典親(のりちか)さん親子が登場

狩衣(かりぎぬ)という伝統的な衣装を着た二人が、篳篥(ひちりき)やエレキギターといった異なる楽器を使い、歌手の一青窈さんや英国のロックバンド「レッド・ツェッペリン」の名曲を披露しました

 演奏中、池に浮かぶ桜が幻想的に照らされ、訪れた人々はまるで夢の中にいるような気持ちにさせられます

3日には三味線奏者の上妻宏光さんと箏(こと)奏者のLEOさん、4日にはピアニストのござさんとBudoさん、5日にはテノール歌手の高島健一郎さんら、そして6日には歌手のMay J.さんらが出演予定です

 演奏は午後6時40分と7時55分の2回行われ、当日券はコンサート付きで4,000円、桜のライトアップ鑑賞のみは2,000円

春の夜、左京区の美しい夜桜を楽しむ貴重な機会をぜひお見逃しなく!

ピックアップ解説

篳篥(ひちりき)は、昔から日本の雅楽で使われる木製の楽器です。口にくわえて吹くことで音が出る楽器で、音色はとても独特で、優雅な雰囲気を演出します。東儀秀樹さんの演奏では、この篳篥が美しい桜の下で響き渡りました。雅楽は古来から続く日本の音楽文化であり、国の重要無形文化財にも指定されています。

キーワード解説

  • 紅しだれコンサートは、平安神宮で開催される桜のライトアップと音楽を楽しむイベントです。夜桜とともに様々なアーティストが出演し、春の訪れを祝いながら風流なひとときを提供します。
  • 雅楽とは、日本の古典音楽のことで、神社の祭りなどで演奏されます。和楽器を使って、伝統的なスタイルで音楽を表現するのが特徴です。
  • ライトアップとは、特定の場所や物を照らして美しく見せることを意味します。特に桜の名所では、夜に照明で照らすことで幻想的な雰囲気が楽しめます。

4月26日(土)

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