
京都市では、「みやこ杣木」を積極的に利用する取り組みを進めています
これは、木の文化や森林政策を推進するため、市が整備する建築物などでこの特別な木材を使うことにより、木材の特性とその有効活用を周知することを目的としています
また、京都市ウッド・チェンジアクション推進会議では、民間の建物でも木材使いを奨励しています
令和5年度における「みやこ杣木」の利用量は合計で602㎥となりました
この木材は、市内の森林から伐採された合法な原木を使い、信頼性のある製材所で加工されています
1. みやこ杣木の利用量
令和5年度の利用状況は、公共建築物や調度品類に広く活用されています
2. みやこ杣木の利用事例
市民が木に触れ、木の良さを体験できる場所での利用が中心です
公共建築物: 西京区総合庁舎、COCO・てらす、京都市立開建高等学校、京都市立芸術大学など
土木構造物: 三条大橋の木製高欄、木製看板、緑化支柱など
調度品類: 案内表示板、選挙ポスター掲示板、机、イス、ベンチなど
3. 林業振興への寄与
市の建築物での「みやこ杣木」の利用が進むことで、京都市内の素材生産量は増加しています
平成22年には32千㎥だったものが、令和5年度には74千㎥に達しました
詳細情報
詳しい内容は、公式の京都市のページをご覧ください
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