京都の近藤菜月選手がサイクルフィギュアで栄冠を獲得

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京都の近藤菜月選手がサイクルフィギュアで栄冠を獲得

最近、京都出身のアスリートが新しい舞台で注目を集めています

自転車に乗りながらアクロバティックな演技を行う「サイクルフィギュア」の世界で、京都産業大学に在学中の近藤菜月さん(24)が、その才能を発揮し、日本自転車競技連盟が2024年度に新設した「ジャパンサイクリングアワード」で種目別優秀選手賞を受賞しました

この受賞は、五輪メダリストたちが名を連ねる名誉ある賞であり、近藤さんも非常に嬉しそうな表情を見せています


近藤さんは、小学3年生のときに滋賀県の草津市で行われた大会を観戦し、5年生から本格的に競技を開始しました

中学1年生では、全日本室内自転車競技選手権大会で最年少で優勝し、その後も多くの大会で10回以上の優勝を果たしました

さらに、世界選手権にも9度出場し、厳しい戦いを経て、国内の第一人者としての地位を確立しています


ジャパンサイクリングアワードには、合計で26選手が受賞しており、パリ・パラリンピックで連続優勝を果たした杉浦佳子選手や、パリ五輪でBMX競技の5位入賞を果たした京都市右京区出身の中村輪夢選手も名を連ねています


19日には守山市役所を訪れた近藤さんは、「昨年は世界選手権などに出場し、さらに成長できた1年だった」と感想を述べ、多くの方々からの温かい応援やサポートに感謝の気持ちを伝えました


今春には大学を卒業する近藤さんは、今後も市内を拠点に競技活動を行う計画で、「現役選手として活動の幅を広げ、マイナー競技であるサイクルフィギュアを皆さんに知ってもらえるように普及活動もしていきたい」と笑顔で語りました

このような彼女の活躍は、京都にとっても大きな誇りです

ピックアップ解説

「サイクルフィギュア」とは、自転車を使ってアクロバティックな演技を行う競技で、見た目がとても華やかです。この競技は、単に速さだけでなく、技術力や演技の美しさが求められるため、観客を楽しませる要素が多いのが特徴です。近藤さんのように競技を始めたきっかけや成長ストーリーが多くの人に勇気を与えていることも、非常に魅力的なポイントです。このように、サイクルフィギュアはただのスポーツではなく、視覚芸術の一環としての側面も持つ競技なのです。

キーワード解説

  • サイクルフィギュアとは、自転車の上でアクロバティックな技を行う競技で、演技の美しさと難易度が評価されます。主にアートな側面があり、観客を魅了します。
  • 自転車競技とは、ロードレースやマウンテンバイクなど、自転車を使った様々な種目を行う競技の総称です。体力や技術が求められます。
  • ジャパンサイクリングアワードとは、日本自転車競技連盟が主催する、自転車競技の優秀選手を表彰する制度です。選手の活躍を称える大切な賞です。

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