
今日は、京都府南丹市美山町で開催された、地元の伝統的なみそ造り教室についてご紹介します
この教室は、地域の知恵を他の人にも伝えようと、鶴ケ岡振興会が主催しました
参加者は約10名で、熟練の竹内進さん(68)が教えてくれました
この教室は「山里の記憶 伝承教室」の一環として行われ、年に数回、伝統的な食べ物やしめ縄作りを学びます
実際、参加者たちはゆでた大豆を機械でつぶし、こうじや塩と混ぜ合わせました
手作りみその過程
みそ造りはとても楽しい作業でした!参加者は、こうじや塩を入れた大豆を手で力を込めて混ぜ、保存容器にしっかりと詰めていきます
竹内さんが言うには、食べ頃は約1年後からで、熟成が進むにつれて、みその塩気が和らいでいくそうです
この教室で作ったみそは、なんと3年間熟成させたものもあり、黒みを帯びた美味しいみそが参加者に振る舞われました
参加した方々は、そのまろやかな味わいに感動していました
亀岡市から来た26歳の女性は「容器に隙間なく詰めるのが大変だったけど、米こうじの香りを楽しめた」と笑顔で話していました
地域の大切な伝統食
みそ造りは、ただの食べ物を作るだけではなく、地域の文化や伝統を学ぶ大切な機会です
食べ物には、その土地ならではの物語が込められていることをぜひ知ってほしいです
これからもこういったイベントが続いて、南丹市の魅力が発信されることを願っています
みそとは、日本の伝統的な発酵食品で、大豆を主成分とし、こうじや塩を用いて作られます。みそは料理に欠かせない調味料で、味噌汁や和え物など、さまざまなメニューに使われています。さらに、みその栄養価は高く、たんぱく質や食物繊維が豊富です。健康に良い食材としても知られており、日本食文化には欠かせない存在です。特に、地元で手作りされたみそは、添加物が少なく、風味が引き立っています。
- 伝承教室とは、地域の伝統的な知識や技術を若い世代や外部の人に伝えるための教室のことです。
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