南丹市で韓国移住者が教えるキムチ作りワークショップ

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南丹市で韓国移住者が教えるキムチ作りワークショップ

 最近、京都府南丹市日吉町の胡麻基幹集落センターで開催されたのは、韓国出身の移住者から本格的なキムチの作り方を学ぶ教室です

地元住民を中心に約25人が参加し、韓国料理の代表格であるキムチに挑戦しました

これは、地元団体「くらるす」による多文化共生の取り組みの一環

様々な文化が共存する中、自分たちの地域に新しい風を吹き込むイベントです

 教室の講師は、結婚を機に日本に移住したミョン・ジェイビンさん(39)

彼は、農業を営みながら、キムチ作りの技術も伝えています

講義では、まず白菜から外側の厚い葉を剥がし、縦半分に切った断面に塩をすりこむ作業を実演

「塩加減がうまくいけば、キムチは8割完成したようなもの」との言葉に、参加者は熱心に耳を傾けました

 次に、参加者は唐辛子やニンニク、ショウガ、魚醤(ぎょしょう)などを混ぜて「ヤンニョム」と呼ばれる特製の調味料を作りました

この香り高い調味料を塩漬けにした白菜に塗り込み、袋に密封して自宅に持ち帰る準備を進めました

キムチはすぐに食べられるが、持ち帰ったものは徐々に発酵し、うま味や酸味が増すそうです

 ミョンさんは、「昔は近所のみんなで集まって手分けして作ったものです」と話し、参加者たちは「必要な材料が多くても、協力し合えばすぐに終わる」「みんなと話しながら進めるのもキムチ作りの魅力だ」と楽しそうに感想を交わしていました

ピックアップ解説

キムチは、発酵食品の一種で、韓国を代表する料理です。その発酵プロセスが、乳酸菌を生み出し、健康によいとされています。特に、腸内環境を整えることが期待されており、食生活に取り入れると良いと言われています。辛いものが好きな人には特にオススメで、冷蔵庫で保存することで、より美味しく、栄養価も高まります。

キーワード解説

  • 魚醤とは、魚を発酵させて作る調味料のことです。魚のうま味成分が豊富で、料理に深い味わいを与えてくれます。
  • 唐辛子とは、辛みを持つ果実のことです。料理に辛味を加えるために用いられ、健康にも良い成分が含まれています。
  • ニンニクとは、独特の香りと味を持つ食品です。そのさまざまな健康効果が知られており、免疫力を高めたり、疲労回復を促進することが期待されています。

4月26日(土)

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