
今年も2月2日、京丹後市で行われたユニークな伝統行事「百度打ち」
この行事は、江戸時代から続くもので、京丹後市の丹後町間人地区で開催されています
参加者は上半身裸で相撲の化粧まわしを身につけ、海岸で集めた6つの石を持って、無病息災を願いながら、素足で地域を走ります
「わっしょい!」という声をかけながら、3つの神社に向かい石を奉納する姿は見応えがありました
実は、「百度打ち」という行事は、間人地域が相撲巡業と深い関わりを持っていたことから始まったそうです
地元の住民たちも心を込めてこの伝統を見守り、参加者を拍手で応援していました
初参加の40代の男性は、「今年は厄年なので、厄よけも兼ねて参加しました
はだしで走るのはちょっと辛かったですが、昨年結婚したばかりなので、良い年になるよう祈りました」とコメントしていました
そんな伝統を大切に守る京丹後市は、地域の絆を深める行事を通じて、ますます元気になっています
ピックアップ解説
「百度打ち」とは、京丹後市で行われる伝統行事で、上半身裸の参加者が化粧まわしをつけて、海岸で集めた石を持ちながら神社に向かって走ります。この行事は地域に深いつながりがあり、相撲の巡業と関係があります。江戸時代からの長い歴史を持ち、今でも地元の人たちに盛大に支えられています。特に、無病息災を願う意味が込められており、地元の人々も参加者を優しく見守る姿が印象的です。
キーワード解説
- 相撲とは、日本の国技の一つで、二人の力士が土俵の中で勝負する格闘技です。
- 化粧まわしとは、相撲の力士が試合や行事の際に身につける装飾的な帯のことを指します。
- 無病息災とは、病気にかからず健康であることを願う意味を持つ言葉です。
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