
滋賀県米原市では、地域を支える「企業版ふるさと納税」を通じて、特に注目されるプロジェクトが進行中です
なんでもこのプロジェクトは、ニホンジカによる影響で荒れた伊吹山の植物を復元することを目指しています
このプロジェクトに対して、大阪市北区に本社を置く日本メンテナスエンジニヤリングが100万円もの寄付を行い、米原市から感謝状を受け取ったということを知っていますか?寄付がどのように活用されるのか、私たちの地域がどのように守られるのか、ぜひ知ってほしいです
この企業は、2017年度から米原市内で水道の管理を行っており、特にこの地域の水源である伏流水が、伊吹山から来ていることを理解しています
昨年の夏に、伊吹山のふもとで土砂災害が発生したことを知り、その後すぐに寄付をしたといいます
このような企業の行動が、地域の安全や環境を守るために非常に大事です
今年の1月28日には、市役所で贈呈式が行われ、角田航也市長と企業の松尾康人専務が直接対面しました
感謝状を手渡す際に市長は、「いただいた寄付を活用してプロジェクトを着実に進めたい」とその感謝の気持ちを述べ、松尾専務は、「水道に関わる業者として、伊吹山のシカ害を憂慮している
そして、このプロジェクトが必ず役立つと信じています」と語りました
地域の課題に耳を傾ける企業の姿勢は、私たちにとっても大変励みになります
このようなプロジェクトが進むことで、私たちの住む京都もまた、環境がよくなり、心地よい場所になることを期待しています
伊吹山は、滋賀県と岐阜県にまたがる美しい山です。この地域は四季折々の自然を楽しむことができ、多くのハイキング客が訪れます。しかし、ニホンジカの食害により、植生が荒廃しています。これが進むことで、土砂災害も発生しやすくなるため、地域全体が不安を抱えています。企業や地域が連携してこの問題を解決していく動きが必要です。地元の環境を守るためにも、私たちにもできることがあるはずです。例えば、登山者も食害の影響を考慮しながら散策することが大切です。
- シカは、日本全国に生息する黒褐色の哺乳動物で、特に食害の原因になります。若葉や木の皮を食べるため、山の植生に影響を与えることが多いです。
- ふるさと納税は、自分が住んでいる地域以外の自治体に寄付をすることで、税金が控除される仕組みのことを指します。地域の特産物などのお礼が返ってくることが特徴です。
- 伏流水とは、地下に溜まっている水のことです。地面の下でゆっくり流れ、湧き出てくる水井戸や泉の水は、一般的にはこの伏流水から来ています。
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