
京都府南丹市では、若手職員たちが集まって新しいアイデアを考える「クリエイティブラボ」というチームが発足しました
このチームは市役所の改革について考え、提言をまとめました
特に注目したのは、窓口の開設時間を見直すことやSNSの活用方法です
市役所の窓口の開設時間を午前9時から午後4時半に短縮することを提案しました
現在の開設時間は午前8時半から午後5時15分ですが、これでは職員が準備や片付けのための超過勤務を余儀なくされています
実際、朝や夕方は来庁する人が少ないというデータもありますし、住民票の写しなどはコンビニでも取得できるため、窓口の時間を短縮することで業務が効率化されるのです
これにより職員の残業が減るだけでなく、相談や企画の進行もしやすくなり、より良いサービスの提供が期待されます
また、SNS、特にインスタグラムの活用が十分でないことも指摘されました
南丹市は若者向けの投稿が少なく、機能を生かしきれていないとされています
そのため、得意な有志が運用に参加したいと希望しています
そして、年に360万枚も印刷される資料の電子化も進めています
このクリエイティブラボのリーダーである阪田真悟さんは「この話し合いが終わるのではなく、進めていきたい」と意欲を見せました
西村良平市長も「否定する内容はない
若手メンバーによる具体化に期待しています」と応じました
南丹市がこうした提案を取り入れることで、より住みやすい街に発展していくことを願っています
南丹市のクリエイティブラボは、若手職員が市役所の改革を進めるために発足したチームです。市役所の窓口の開設時間を短縮する提案やSNSの活用について議論を重ねています。特に、SNSは現代の若者にとって重要な情報源です。若者たちとのコミュニケーションを強化できることで、南丹市の魅力を広く発信できるようになります。これにより街の活性化が期待されるため、若手の力が改めて重要視されています。
- 市役所とは、地方自治体の行政機関で、住民に対して各種の行政手続きを行う場です。住民票の発行や税金の収納など、様々な業務が行われています。
- SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、インターネットを利用して人々が情報を交換したり、つながりを持ったりできるサービスのことです。今ではインスタグラムやツイッターなどが人気です。
- 電子化とは、紙の資料や情報をデジタルデータに変換して、パソコンやスマートフォンで利用できるようにすることです。行政の効率化やコスト削減を目指して、最近は多くの機関で進められています。
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