
子どもたちがこれからの未来を考える大事な機会、「選挙」について学ぶ授業が、京都府久御山町の東角小学校で実施されました
この授業は、選挙管理委員会が主催し、子どもたちに出前講座という形で選挙について知識を深めてもらうためのものです
講座には、約40人の6年生たちが参加しました
選挙管理委員会の職員が、選挙がどのように一人ひとりの生活に影響を与えるのか、また、若者の投票率が低くなる理由についてわかりやすく説明しました
子どもたちの中には「選挙は私たちの未来を決める大切なこと」と感じた子もいました
授業の後半では、模擬投票が行われ、子どもたちは3人の教員の中から校長を選ぶ体験をしました
候補者たちが掲げた公約には、「給食の品数を増やす」とか「休み時間を10分延ばす」といった具体的な提案があり、子どもたちは真剣に考えながら投票用紙に名前を書きました
参加した子どもたちは「この授業を受けて、大人になったら選挙に行きたいと思った」と感想を述べました
このような授業を通じて、久御山町の選挙管理委員会も「将来の選挙参加者を育てる意味で、楽しく学んでもらえたことが嬉しい」と語っています
18歳になったらぜひ選挙に行く気持ちを持てるように育ってほしいですね
「投票」とは、ある政策や人物を支持するかどうかを選ぶ手続きのことです。日本では、18歳以上の国民が選挙で投票できる権利を持っています。選挙は、私たちの代表を選ぶための大切な権利であり、政治に意見を反映させる重要な手段です。子どもたちが小さいうちから選挙について知ることで、将来大人になった時に自分の意見を持ち、しっかりと投票する重要性を理解してほしいと思います。
- 選挙とは、国の代表や地方の首長、議員などを選ぶための制度で、国民が直接投票で候補者を選びます。
- 模擬投票とは、本物の選挙を模倣した形で行われる投票のことで、実際の投票の仕組みを学ぶために使われます。
- 選挙管理委員会とは、選挙を公正に実施するために設けられた機関で、選挙日程の決定や投票の実施を監督します。
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