
今月中旬、京都府亀岡市の特産品、黒大豆「新丹波黒」の収穫が行われました
コンバインが畑を行き来し、黄土色のさやを茎ごと刈り取って、その場で脱穀される様子は、まるで田園風景の一部のようです
この黒大豆は、亀岡の名物として多くの人々に知られています
農事組合法人河原林では、2022年から新しい技術を取り入れ、機械を使った栽培にチャレンジしています
通常、黒大豆は水はけを良くするために、畝(うね)を作って育てますが、ここでは水はけの良い土壌を活かし、平地で育てています
これにより、作業が楽になり、生産性の向上も期待できるのです
新丹波黒の魅力
新丹波黒は、大粒でしっかりとした食感が特徴で、煮豆としても人気があります
また、黒豆は健康に良い成分を含んでいて、日常的に食べることで、生活習慣病の予防にもつながると言われています
昨年の収穫状況
昨年の秋は、ほとんど雨が降らなかったため、同じ豆類の「丹波大納言小豆」はほぼ全滅してしまいました
しかし、黒大豆は農地が小さく、しっかりと水をまいて対応したため、昨シーズンよりもやや多く収穫できそうな予感です
亀岡市の地域活性化
この黒大豆の栽培は、亀岡市の地域経済にとって大切な役割を果たしています
地域の農家が協力し、特産品を育てることで、亀岡市をもっと盛り上げていくことが期待されています
「黒大豆」とは、大豆の一種で、色が黒いのが特徴です。この黒大豆は、昔から日本で栽培されてきました。健康に良い成分が豊富に含まれていて、特に「アントシアニン」という色素は抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病の予防に効果があると言われています。料理にも広く使われていて、煮物やスイーツに使われることも多く、栄養満点で美味しい食材なのです。
- 黒豆とは、大豆の一種で、黒色のさやと実を持つ豆です。栄養が豊富で健康に良いとされています。
- 丹波大納言小豆とは、京都の丹波地方で栽培される高級な小豆のことです。特に赤い色と甘みが特徴で、和菓子に多く使われます。
- 亀岡市とは、京都府の南部に位置する市で、自然豊かな環境が魅力です。観光名所も多く、地域の特産品が豊富にあります。
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