今年も祇園祭が近づいてきました
毎年多くの観光客が来るこのイベントは、京都の夏を彩る素晴らしい祭りです
しかし、近年の大阪・関西万博の影響で、祇園祭を支える警備の費用が増えているとのこと
そこで、祇園祭の山鉾連合会がクラウドファンディングを開始し、多くの人々に寄付を呼びかけています
昨年の祇園祭では、前祭(さきまつり)の期間に約66万人、後祭(あとまつり)には約10万人が訪れました
安全を守るためには、約2500万円の予算で800人以上の警備員を配置しなければならないのです
今年も同じ規模の警備を考えているそうですが、大阪・関西万博の開催で人件費が上昇し、資金が確保できないという現実があるのです
その中でのクラウドファンディングの目標は300万円です
寄付額によって、厄よけのちまきや風呂敷などの返礼品が用意されています
特に、15万円を寄付した方には、後祭の巡行当日に山鉾の辻廻しを間近で見られる特別な席が提供されるとのこと
この貴重な体験を通じて、皆さんが祭りを支える一員になれるチャンスです
祇園祭山鉾連合会の理事長、木村畿次郎氏は、観光客の増加に感謝しつつ、安全な祭りを維持するための支援をお願いしています
寄付は7月19日まで受け付けており、ぜひみんなで京都の文化を支えましょう!
「山鉾」とは、祇園祭で使用される特別な山車のことです。これらの山鉾は、美しく装飾されていて、高さは数十メートルに及ぶものもあります。たくさんの人が一緒に運ぶこの山鉾は、京都の伝統文化の象徴と言えるでしょう。見るだけでなく、運ぶことを体験してみるのも面白いかもしれませんね!
- 警備とは、特定の場所やイベントで安全を守るために行われる活動のことです。
- クラウドファンディングとは、多くの人から少しずつお金を集めてプロジェクトを支援する仕組みのことです。
- 返礼品とは、寄付などの支援をしてくれた人に対して渡されるお礼の品物のことです。
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