京都府城陽市では、特産のサツマイモ「寺田いも」の苗が元気に成長しています
これは、地域独特の苗床「イモブト」を使って育てられており、この苗が畑に植え付けられるのを今か今かと待っている状態です
寺田いもは、木津川沿いの砂地で栽培され、地域の農家たちが20戸ほどで手がけています
イモブトは、わらや米ぬかなどを利用した特別な苗床で、発酵熱によって土中の種いもから苗が育ちます
この仕組みにより、なんと1カ月ほどで苗が育つのです!
この寺田いも栽培の一環として、視察したのは田畑直幸さん(74)
彼は地元の農家と協力して観光いも堀り園も運営し、ビニールハウスで約3,000本の苗をイモブトを使って育てています
現在は、苗を約25センチに成長させるために丹精込めて切り取る作業に追われており、その作業に励んでいるそうです
苗は4月末から本格的に畑に植え付ける予定で、田畑さんは「最近の好天で苗は元気に育った
この秋にはたくさんのいもが収穫できることを願っています」と心を躍らせている様子
私たちも秋の収穫が楽しみですね!京の特産品としての「寺田いも」に期待が高まります
ピックアップ解説
「寺田いも」というのは、京都府城陽市特有のサツマイモの品種です。木津川の砂地で栽培され、成長するのに適した環境が整っています。この土地の特性に育まれた「寺田いも」は甘みが強く、栗のような風味が特徴です。特に秋の収穫時期には、たくさんの収穫が楽しめる上、地元の直売所などで人気を博しています。京都の地元市場でも多く見かけるこのイモは、地域の食文化の一端を担っています。
キーワード解説
- イモブトは、東京都の特産品で、さつまいもの苗床を作るための特別な方法の一つです。わらや米ぬかなどを原料として、土の中で発酵させることにより苗が元気に育ちます。
- サツマイモは、甘くておいしい根菜で、主に秋から冬にかけて収穫されます。栄養価が高く、食べ方も多様です。
- 木津川は京都府を流れる河川で、周辺地域での農業や観光にも大きく寄与しています。地域の特産品もこの川の恵みから生まれています。
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