向日市の勝山中で挑戦の重要性を伝えた講演会

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向日市の勝山中で挑戦の重要性を伝えた講演会

京都府向日市にある勝山中学校で、特別な卒業記念講演会が行われました

この日は、車いすバスケットボールの元日本代表選手、阪根泰子さん(53)が登壇し、全校生徒や教師、保護者の約600人を前に「挑戦することの大切さ」についてお話しされました

阪根さんは、2004年のアテネパラリンピックに出場した実績を持ち、講演の中では自身のことを「やすさん」と親しみやすく呼びかけました

彼女は、車いすバスケットボールとの出会いや、代表選手に選ばれるための練習を重ねた日々を振り返り、「最初からすごい人はいない

努力を重ねて、なりたい自分になれた」と強調しました

特に中学生たちには、「無理、できないと言わずに、まずは頑張ってみよう」とエールを送る言葉が印象的でした

生徒の一人が「継続力はどうすれば身につくのか?」と質問すると、「目標や夢があると頑張れるよ」と阪根さんは答えました

この言葉が、多くの生徒たちに新しい挑戦への意欲を与えたことでしょう

講演の後には、競技用の車いすを使ってバスケットボールの体験コーナーも設けられました

生徒たちはシュートに挑戦し、成功するたびに大きな歓声が上がりました

中学3年生の女子生徒は、「自分のできること、やりたいことに挑戦したい」と目を輝かせていました

目の前で生き生きとした姿を見た生徒たちは、きっと将来への希望を抱くことができたでしょう

京都の地域からも、こうした挑戦の場が生まれることは、地域を盛り上げるためにも重要なことだと思います

ピックアップ解説

アテネパラリンピックとは、2004年にギリシャのアテネで開催された障がい者スポーツの国際大会です。この大会は、障がいを持つ選手が一堂に会し、さまざまな競技で実力を競い合う重要なイベントです。そうした中で、阪根泰子さんは日本代表としてバスケットボールをプレーしました。この大会を通じて、彼女はたくさんの仲間や刺激を得て、自分の可能性を信じることができたと言います。障がいの有無にかかわらず、挑戦することの大切さを私たちに教えてくれる存在です。

キーワード解説

  • パラリンピックは、障がい者のための国際的なスポーツ大会で、精神的や身体的な障がいを持つ選手たちが参加します。
  • 競技用車いすは、特別なスポーツ用の車いすで、レースやバスケットボールなどの競技で使用されます。軽量で高い agility(機敏性)を持っています。
  • 挑戦は、新しいことに取り組むことです。怖かったり大変だったりすることもありますが、やってみることで成長や楽しさが得られます。

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