2025年の3月11日、東日本大震災が発生してから14年目を迎えるこの日、京都市の霊明神社では、岩手県出身の人々による慰霊祭が開催されました
この慰霊祭は、特に復興を支援するために集まった人たちが心をひとつにして行う大切なイベントです
岩手県人会が主体となり、この慰霊祭は京都市東山区の霊明神社で行われました
東北各県からも県人会の関係者が集まり、みんなで黙とうを捧げ、亡くなった方々への哀悼の意を表しました
午後2時46分、地震発生の瞬間には静寂の中にいることが求められ、みんなの思いが一つになりました
その後、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を合唱し、心を込めて犠牲になった方々を偲びます
この慰霊祭は、霊明神社の神職がかつて岩手県釜石市で働いていたことから始まり、2021年から毎年開催されています
このように、京都と岩手県との絆が深まっていくのを感じる瞬間です
また、出席者の中には震災で親族を失った方もおり、毎年の慰霊祭では義援金を募り、震災の被災地に届けています
京都岩手県人会の会長である佐藤耕吉さんは、「この慰霊祭を続けることが私たちの使命です
岩手にはまだサポートが必要な子どもや親がいるので、私たちができる限りの支援を続けていきたい」と語りました
「慰霊祭」とは、命を失った人たちをしのぶために行う催しです。特に東日本大震災において、被害を受けた地域の人々にとって大切な行事となっています。京都の霊明神社での慰霊祭は、岩手県の方々が集まり、忘れられない思い出を共有する場となっています。こうしたイベントは、震災の記憶を新鮮に保ち、再び同じ悲劇が起こらないように心に刻むことが目的です。
- 義援金とは、災害に遭った人々を支援するために集められるお金のことです。寄付を通じて、被災地の復興を助ける活動が行われています。
- 復興支援ソングとは、被災者を支えたり、希望を与えるための歌のことです。「花は咲く」などが有名で、復興の象徴とされています。
- 岩手県人会とは、岩手県出身の人々が集まり、相互に交流や支援を行う団体のことです。地域の特性を生かした活動を通じて、絆を深めています。
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