南区を元気にするための労働安全に向けた取り組み

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南区を元気にするための労働安全に向けた取り組み

最近、労働安全衛生に関する深刻な問題が報道されました

その舞台は、滋賀県甲賀市にある工場

労働安全衛生法に違反する事件が発生し、多くの人が影響を受けています

この法は、すべての労働者が安全で健康的に働ける環境を提供することを目的としていますが、現実には、法律を守らない会社があるのが現状です

2023年6月26日、仁明建設の若い作業員が機械装置の部品を取り付け中に、左手指を骨折する重傷を負いました

なんと、彼はその後3カ月以上も仕事を休まなければなりませんでした

この事故は、工事が3次下請けで行われたため、関係者が誰も責任を感じていなかったのかもしれません

今回の事件では、労働基準監督署が、仁明建設の社長と、1次下請けの

高布(京都市南区)の現場責任者、2次下請けの小澤重量(大阪市)の社長ら、合計4人を書類送検しました

これからも、こうした問題が続かないよう、私たちみんなが注意を払うことが大切です

なぜ労働災害が起こるのか?

労働災害の原因は様々ですが、主に次のようなポイントが挙げられます

原因説明
安全対策の不足工場や現場での安全対策が不十分な場合、事故が起こりやすくなります

下請けの管理が甘い下請け業者の安全管理が甘くなると、さらなる事故を招くことになります

報告・相談が遅れる労災発生時にすぐに報告・相談を行わなければ、対処が遅れ、大きな問題に発展します

安全に働くために

私たちは自分自身の身を守るために、労働環境についてもっと学び、理解する必要があります

安全第一の気持ちを持ち続け、周りにもその大切さを伝えていきましょう

特に京都に住む私たちは、地元の労働環境がどうなっているのか、もっと関心を持って行動することが求められています

ピックアップ解説

近年、労働安全衛生法についての関心が高まっています。この法律は、労働者の安全と健康を守るためのルールを定めたものです。国によって定められたこの法律があるおかげで、私たちが安全に働ける環境が保たれています。しかし、すべての企業がこの法律を遵守しているわけではなく、特に下請けが多い業界では責任の所在があいまいになりがちです。だからこそ、自分たちの働く環境について考えることは非常に重要です。最近では、労働基準監督署への相談が増えていることからも、安全に働くための意識が少しずつ高まってきているのかもしれません。

キーワード解説

  • 労働安全衛生法は、労働者が安全で健康的に働いているかを守るための法律で、企業はその基準に従う義務があります。
  • 労働災害とは、仕事中に起こる事故や病気のことで、労働者が危険な状態で働くことを防ぐための対策が必要です。
  • 下請けとは、大元の会社が契約した仕事を他の会社に依頼することを言い、施工の管理が甘くなることがあります。

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