
京都には、歴史的な建物や美しい風景がありますが、それと同時に地震の脅威も忘れてはいけません
阪神大震災から30年が経つのを機に、1月18日、住宅の安全をテーマにしたイベントが京都市下京区の京都産業会館ホールで行われます
この催しは、「震災被害からみる未来」と題され、過去に起きた震災の影響を学ぶ機会となります
安全な住宅を考えるために
イベントでは、震災に関する写真展示や、耐震や防火を学ぶためのブースも設けられます
担当者は、「自分の家の地震対策を考えるきっかけにしてほしい」と話しており、私たちにも大切なメッセージが伝わります
震災の教訓を次世代に伝えよう
阪神大震災では、多くの人が倒壊した建物の下敷きになりました
その経験を忘れずに、住宅の安全性について考えることが重要です
このイベントは、そうした課題に対する意識を高めるよい機会です
手に取れる防災グッズの紹介
京都府建築士会や京都市消防局、企業などが出展し、防災グッズの紹介や、揺れに強い構造を学べる子ども向けのコーナーもあります
また、建築士や弁護士による無料相談ブースも設けられていて、直接相談できるので安心です
講演と参加の呼びかけ
午後2時からは、住宅の耐震化について発信する1級建築士の佐藤実さんの講演があります
京都府が公表した花折断層帯地震の被害想定では、建物全壊が約11万棟、死者数が約4700人とされています
それを受けて同ネットの上田敦弁護士は、「地震は私たちにとって他人事ではない
家を守るための方法を知ってもらいたい」と話しています
この催しは、午後1時から5時まで行われ、申し込みは不要
参加は無料です
興味のある方はぜひ足を運んで、家の安全について考えるきっかけにしましょう
耐震とは、建物が地震の揺れに耐えられるように作られていることを意味します。耐震設計は、建築時に構造をしっかりと考えて建てることが大切です。特に京都は地震が多いため、耐震性の高い住宅はとても重要です。最近では、耐震リフォームも注目されており、古い家でも最新の技術を使って安全性を高めることが可能になっています。
- 地震とは、地球の内部で発生したエネルギーが地面を揺らす現象です。日本は地震が多く、特に京都でもそのリスクを考える必要があります。
- 耐震設計とは、建物が地震に耐えるように計画・設計することです。地震の揺れを吸収したり、構造を強化したりする方法が使われます。
- 防災グッズとは、災害時に役立つアイテムのことです。例えば、非常食や懐中電灯、救急セットなどがこれに含まれます。
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