最近、京都市内でちょっと珍しい料理教室が開かれました
なんと、大分県の特産であるカボスをちゃっかりえさにした養殖のブリ、通称「かぼすブリ」を使った料理教室です
皆さん、カボスって知っていますか?この果物は、酸味が強く料理に使われることが多く、特に魚との相性が抜群なんです
かぼすブリとは?
かぼすブリは、大分県の名物であるカボスの皮をえさにして育てられた青魚です
このブリは、味、香り、見た目の三拍子そろったブランド魚として広く知られています
つまり、おいしいだけじゃなく、見た目も美しいんです!
料理教室の様子
この教室は、京都市下京区にある「京の食文化ミュージアム・あじわい館」で行われ、参加者はなんと32人
大分県から来た生産者の方が、かぼすブリの魅力を伝えてくれました
彼らは、「ブリのえさにカボスを混ぜることで、切り身にした際の変色が防げますよ」と熱心に説明し、3枚おろしのデモも披露
その姿は商業的なプロだけではなく、家庭用の料理にも役立つテクニックでした
あつめしの調理実習
その後、参加者たちは、大分の郷土料理「あつめし」を作るための調理実習に挑戦
こちらは、醤油や酒を混ぜた特製のタレに漬け込み、ブリの刺身をごはんの上に乗せて完成させます
試食タイムでは、完成した「あつめし」をおいしそうにほおばる参加者の姿が印象的でした
「自宅でも作ってみたい!」「めちゃくちゃおいしいです
家族に食べさせたい!」という声が聞こえ、皆さんの笑顔がとても素敵でした
京都での新たな食文化
この料理教室は、単なる料理の学びだけではなく、京都と大分をつなぐ新たな食文化体験でもありました
京都の人々が、さまざまな地域の「おいしさ」を味わうことで、お互いに知識を深めることができる機会を作ることが、まさに街を盛り上げる一歩なのです
今後もこうした取り組みが増えていくことを期待したいですね
「かぼすブリ」とは、その名の通りカボスをえさにして育ったブリのことです。このブリは、カボスの皮を混ぜたえさによって、一般的なブリよりも色鮮やかで味が濃く、香り高いのが特徴です。カボスは、大分県で多く生産され、果汁がさっぱりとしているため、料理にぴったり。特に、刺身や焼き物に使われることが多いです。この「かぼすブリ」をぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか?おいしいですよ!
- カボスとは、大分県の特産で、レモンに似た小さな緑色の果実です。その酸味が非常に強く、主に魚料理やドレッシングに使われることが多いです。
- 郷土料理とは、特定の地域で伝統的に食べられている料理のことを指します。地域の素材や調理法が反映されており、その土地ならではの味を楽しめます。
- あつめしとは、大分県の郷土料理で、刺身を醤油や酒のタレに漬け込み、ごはんに乗せて食べるスタイルの料理です。手軽に作れる一皿として人気です。
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