
暮らす地球の危機を救うため、世界各国が協力して行動に踏み出すことが求められています
特に、京都で始まった「京都議定書」は、その象徴的な存在です
この議定書が発効してから、今年で20年が経ちました
京都市の国立京都国際会館では、1997年12月に国連気候変動枠組み条約第3回締約国会議(COP3)が開催され、ここで温室効果ガス削減を国際的に取り決める画期的な合意が成立しました
当時、削減の目標は先進国全体で1990年比5%減で、日本は6%、アメリカは7%、そして欧州連合(EU)は8%を約束しました
この合意がもたらしたのは、温暖化を防ぐための国際的な協力の道筋です
しかし、温暖化への取り組みは依然として険しい道のりです
アメリカのトランプ政権は、再び脱退を決め、経済大国が温暖化対策から外れることの影響は計り知れません
京都議定書の原点に立ち返る必要があります
それは、世界全体が数値目標を掲げて取り組むことです
先進国が大量生産・消費を重ね、温暖化の主要因となっていることを忘れてはいけません
私たち京都から再び国際的な連携を強化し、温暖化対策を進めることが必要です
この先も、地球環境を守るために、一人ひとりが考え行動することが重要です
「京都議定書」とは、地球温暖化対策として1997年に京都で採択された国際的な約束事です。この議定書では、各国が温室効果ガスの排出量を削減するための具体的な数値目標を設定しました。京都市での会議は、地球環境を守るための歴史的な転換点とされ、その後の「パリ協定」に繋がっています。温暖化の影響を防ぐため、一人ひとりの意識が大切ですね。
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