京都市立芸術大学の作品展が多彩な魅力を発信中

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京都の文化を支える実力派学生たちが、京都市立芸術大学で開かれる毎年恒例の作品展に参加しています

今年も多彩な作品が並び、来場者たちを楽しませています

この展示会は、教室や校舎の廊下などを使って行われ、およそ700点の作品が展示されています

例えば、4年生の三宅愛さんの作品は、青い光が照らす部屋で135枚の詩が書かれた紙がつるされています

彼女の作品は、まるで作者の心の中にある風景を見せてくれるかのような空間を創り出しています

見る人は、詩の言葉を通して心の奥に触れられるようです

さらに、同じく4年生の村上遼太郎さんの作品は、テラスの手すりに配置された110枚のタイルに特徴があります

一見すると普通のタイルのようですが、よく見ると歯ブラシや水筒、お酒のデザインが施されています

彼の作品は、いつか割れてしまう運命のタイルを通して、人間のはかなさを表現しています

村上さんは、「タイルをじっくり見てくださると、描かれている酒の量が減っていたり、ウイスキーから缶チューハイに変化していたりします

来場者に遊びを感じてもらえれば嬉しいです」と話しています

このように、学生たちの感性やメッセージを受け取ることができる素晴らしい機会です

京都市立芸術大学の作品展は、 2月11日 まで開催されています

ぜひ、学生たちの努力の結晶を実際に見に来てください!

ピックアップ解説

村上遼太郎さんの作品に使われているタイルは、一見すると普通のタイルのようですが、実はそれぞれのタイルには生活の一部を描いたユニークなデザインが施されています。この作品は、タイルがそのうち割れてしまうというはかなさを表すと同時に、日常の中に潜む楽しさや遊び心をも表現しています。タイルの上の酒の量が減っていく様子は、まるで時間の流れや人生の変化を思い起こさせます。見る人にとって、時には深く考えさせる一方で、笑顔を引き出すような作品となっています。

キーワード解説

  • タイルとは、主に建築や装飾に用いられる平らな小片のことです。床や壁の装飾、そしてインテリアデザインに使われます。
  • はかなさとは、人の命やものごとの移り変わりの儚さ、つまり一瞬の美しさがすぐに消えてしまうことを表します。
  • 芸術とは、創造的な表現を通じて、感情や思想を具現化する活動です。絵画、音楽、文学など様々な形があります。

4月26日(土)

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