映画「国宝」が大ヒットしている中、その舞台となった先斗町歌舞練場が見学できる「京の夏の旅」が多くの人気を集めています
この映画は興行収入がなんと110億円を超えた程の大成功を収め、主人公・喜久雄が大阪の劇場「浪花座」へいくシーンが特に印象的です
この浪花座のシーンが撮影されたのが、まさに中京区にある先斗町歌舞練場なのです!先斗町歌舞練場は1927年、つまり昭和2年に建てられ、レトロな雰囲気とモダンな構造が特徴的です
この歌舞練場は映画にも多く登場していて、見学者はロビーや稽古場、楽屋などがどのように使われたのかを想像しながら訪れます
まるで自分も映画の一部になった気分になれるなんて、素敵ですね!多い日には1日で100人も訪れるそうです
主催する京都市観光協会では、来場者の年齢層が幅広く、特に若い人が多いと教えてくれました
先斗町の魅力が世代を超えて広がっている証拠ですね
特別公開は9月30日まで行われますが、見学できない日もあるので、事前に確認してから訪れるのが良いでしょう
ちなみに予約は必要ないので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか!
ピックアップ解説
先斗町歌舞練場は、昭和2年に建設され、伝統的な歌舞伎や舞踊の公演が行われている場所です。舞台と観客が近いので、臨場感あふれる体験ができるのが特徴です。この場所では、昔から伝わる京の文化が今も息づいています。特に、京都らしい雰囲気を楽しめるスポットとして、多くの観光客に親しまれています。
キーワード解説
- 先斗町は、京都市中京区にある歴史ある街です。狭い路地に昔ながらの京の町家が立ち並び、風情ある景観が魅力です。飲食店や芸妓さんがいるお茶屋が多く、市民や観光客に愛されています。
- 歌舞伎とは、日本の伝統的な舞台芸術の一つで、豪華な衣装と化粧をした役者が演じる物語が特徴です。京都では、歌舞伎の公演が行われる場所が多く、特に先斗町はその中心地の一つです。
- 映画とは、映像を使って物語を表現する芸術の一種です。日本では、さまざまなジャンルの映画が制作され、観客を楽しませています。娯楽としてだけでなく、文化や歴史を伝える重要な手段でもあります。
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