久御山町での平和祈念集会、80年の節目に

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久御山町での平和祈念集会、80年の節目に

私たちの身近な京都府久御山町では、2025年8月15日に特別な日を迎えました

この日は終戦から80年が経過したことを意味し、町では平和を祈る集会が開催されました

参加したのは、戦争で家族を失った方々など約100人



集会は久御山町役場の前で行われ、町が37年前に制定した平和都市宣言の記念碑へと向かいました

正午になるとサイレンが鳴り響き、全員が黙とうを捧げました

この瞬間、心が一つになったのを感じた方も多いのではないでしょうか



続いて、信貴康孝町長が「私たちは唯一の核被爆国の国民です

絶対にこのような悲劇を繰り返してはいけません」と宣言

平和の大切さが再認識される場面でした



また、榎郷子さん(91)という広島で被爆された方が登壇し、核兵器の使用は二度とあってはならないと力強く訴えました



参加者の中には、義理の父を戦争で失った79歳の女性もおり、「戦後80年ということで胸が痛みます

今のロシアの軍事侵攻を見て、私たちが何をすべきか考えています」と話し、現代の戦争を巡る不安が伝わってきました



また、78歳の男性は「今の世界は戦争前夜の雰囲気がある

だからこそ、平和の大切さを次世代に託したい」と語りました

こうした思いを胸に、私たちも平和を願い続けることが重要ですね

ピックアップ解説

平和都市宣言とは、地域社会が平和を重視していることを示すための宣言です。久御山町では、1989年に町制35周年を記念してこの宣言が行われました。この宣言を通じて、地域の住民が平和の大切さを意識し、平和教育やイベントの支援を行っています。宣言を広めることにより、私たち自身が未来の平和を築くための意識を高めるきっかけにもなっています。

キーワード解説

  • 平和都市宣言とは、地域が平和を重視することを公式に表明することです。これにより、地域住民が一緒に平和を考え、具体的な協力を促すことが目的です。
  • 黙とうとは、思いを馳せるために静かに目を閉じることを指します。特に、亡くなった方を追悼する際に行われる行為です。
  • 戦争とは、二つ以上の国や集団が武力で争うことを指します。戦争は多くの人命や生活に影響を与え、その結果としての悲しみや苦しみは長く続きます。

8月16日(土)

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