
クリスマスや正月が近づくと、市民の中に ボランティア活動への参加の声が高まってきます
特に、京都府の京丹後市では、コミュニティの支え合いが欠かせません
そんな中、京丹後市ボランティア連絡会弥栄支部が行っている素晴らしい取り組みが、地域の人々に新たな希望をもたらしています
京丹後市ボランティア連絡会の活動
この度、弥栄支部は市教育委員会と市社会福祉協議会にそれぞれ車いすを寄贈しました
この車いすは、子ども用が市内の小中学校で使用されるほか、大人用は外出時の市民に役立てられます
これは、障害をお持ちの方々が安心して外出できるようにするための大切なサポートです
「ちょこっとボランティア」の取り組み
同支部は、20年以上にわたり「ちょこっとボランティア」という活動を続けてきました
これは地域に貢献するため、空き缶のプルタブを回収し、新たな資金として車いすの購入に利用するというものです
実際、ボランティアグループ6団体(84人)と個人1人が協力し、約10万円の資金を集めていました
寄贈式の様子
メンバーが6月19日に市役所大宮庁舎を訪れ、市教委に車いすを贈呈しました
室田邦枝支部長は「この活動が市内全域に広がり、ボランティアに関わる人が増えるとうれしい」と心から語っていました
その思いが京丹後市全体に広がることを願います
京丹後市では、「ちょこっとボランティア」という活動が存在します。この活動の趣旨は、地域の住民が少しずつ協力し合って、必要な物資を集めることです。ボランティア活動は一人ではできないことが多く、みんなで協力することが大切です。空き缶のプルタブを回収することで資金が集まり、車いすを寄贈することができました。こうした地域のつながりが、京丹後市をもっと魅力的にしてくれます。
- ボランティアとは、報酬を受け取らずに、無償で人や地域のために奉仕する活動のことです。ボランティア活動を通じて、多くの人々が助け合いを実践しています。
- プルタブとは、缶の開封部分についている小さな金具のことです。リサイクルができ、集めたプルタブが車いすなどの資金に使われることが多いです。
- 車いすとは、身体に障害がある人が移動するために使用する、座るための車両のことです。自力で歩けない人も、車いすを使うことで自由に外出できるようになります。
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