祇園祭の華やかな舞いを楽しもう!祇園の盛り上がり

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京都の夏を彩る祇園祭

その中でも特に注目を集めるのが、山鉾巡行です

今年も盛大に行われるこの祭りでは、12日に「吉符入り」という神事が行われました

この神事は、長刀鉾の先頭を行く重要な儀式で、多くの人々の期待が寄せられています

午後3時、下京区の長刀鉾町会所には、保存会の関係者や囃子方たちが集まり、井上俊郎代表理事が稚児の名前が記された「吉符」を受け取ります

これを神前に納め、祭りが無事に進むことを祈願します

この神事は、京都ならではの伝統文化を肌で感じられる瞬間でもあります

続いて、稚児を務める久保堅斗くんが、補佐の双子、岡山登吾くんと晴汰くんと共に「太平の舞」を披露しました

久保くんは薄紫色の振袖を着て、うぐいす色のかみしも姿で、頭には美しい「蝶とんぼ」の冠をかぶり、堂々とした舞いを見せてくれました

その姿は、まるで歴史の中から飛び出してきたようです

四条通りの歩道には、多くの観客が集まり、稚児たちの舞を一目見ようとしていました

巷ではその様子をカメラに収める人々が増え、祭りムードも高まってきています

いつもに増して盛り上がる祇園祭、特に前祭の山鉾巡行が待ち遠しいです

前祭は今月17日に行われる予定です

ピックアップ解説

太平の舞とは、祇園祭において稚児たちが披露する舞の一つです。この舞は、長刀鉾の先導役である稚児が、神への感謝を表現するために行われます。特にこの舞は、長い歴史を持ち、身近に感じられる伝統行事として、多くの人々に愛されています。稚児たちがこの舞を行うことで、京の人々は自らの文化を再確認する機会を得るのです。

キーワード解説

  • 吉符とは、祇園祭における神事の一環で、稚児の名簿を指します。神前に納めることで、祭りの無事を祈念します。
  • 稚児とは、特定の祭りで神の使者として選ばれる子供のことです。祇園祭では、稚児が特別な役割を持ち、舞や神事を務めます。
  • 山鉾とは、祇園祭で見られる巨大な装飾を施した台車のことです。山は木製の構造物で、鉾は武器を模した形をしています。

7月12日(土)

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