
今年も京都の春を彩る大イベント、葵祭が近づいてきました!そんな中、祭りの主役である斎王代の「御禊の儀」が、京都市北区の上賀茂神社で行われました
この神事では、斎王代が身を清め、祭りの無事を祈る重要な儀式です
斎王代に選ばれたのは67代目の山内彩さん
今年の6月の葵祭では、彼女が中心となって雅な行列が繰り広げられる予定です
斎王代とは?
斎王代は、葵祭で特別な役割を持つ女性です
普段は祭りに参加する女性たちの中から選ばれます
彼女は、神様の使いとして祭りを盛り上げます
御禊の儀の流れ
午前11時前、山内さんは美しい十二単をまとい、約50名の女性たちを引き連れて上賀茂神社の鳥居をくぐりました
身を清める儀式
この神事の中で、彼女は御手洗川に足を運び、川の水に両手を浸けることで身と心を清めます
その後、自分の穢れを木の札「形代」に移し、川に投げ入れます
山内さんの抱負
儀式を終えた山内さんは、「国の安寧を祈る祭なので、しっかり心身を整えて挑みたいです」と、葵祭に向けての意気込みを語りました
5月15日の葵祭では、彼女を含む約500人の行列が、雅やかな平安絵巻を再現します
ピックアップ解説
斎王代とは、葵祭という大きな祭りにおいて特別な役割を持つ女性のことです。彼女は、神様の使いとして祭りの中心に立ちます。斎王代の選出は非常に重要なことで、選ばれるには多くの基準があり、責任も大きいです。そのため、地元の人々は斎王代を誇りに思っています。斎王代は、祭りを通じて多くの人々に祝福や希望を与える存在となっており、彼女の活躍は京都の文化をさらに盛り上げる要素とも言えます。
キーワード解説
- 葵祭とは、京都で620年もの歴史を持つ伝統的な祭りで、春の訪れを祝い、神様への感謝の気持ちを表します。特に斎王代の存在が特別な意味を持つ祭りです。
- 上賀茂神社とは、京都市北区に位置する神社で、葵祭の主会場です。古くから信仰されており、風情のある境内が人気です。
- 十二単とは、平安時代の貴族が着ていた女性の服装で、重ね着が特徴です。斎王代が着る十二単は、祭りの華やかさを一層引き立てます。
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