京都市が職員名刺を公費で作成する新制度導入

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 京都市が市職員の名刺を公費で作成する新しい運用を始めました

これまでは、職員が自分で名刺を印刷する必要があり、「仕事で使うのに自腹はおかしい」と不満の声が上がっていました

そのため、職員の意見をもとに、名刺作成の制度が改善されることになったのです

 具体的には、市の職員は今後、業者に発注して名刺を作ることができます

費用は市の予算から支出されるため、職員は経済的な負担を感じることなく、業務に集中できる環境が整います

公費での名刺作成は、過去にはさまざまな方法があったものの、手間やコストに関する問題が頻繁に指摘されていました

 名刺は今まで通り、自分の所属する部署の事務費を使って用意することもできますし、デザインにも自由度があり、市の公式キャラクターや伝統の産業品を掲載することもできるので、個性的な名刺作りが可能となります

このような改革は、市職員が市民との交流を深めるためにも役立つとされています

 松井孝治市長は、「職員が市民とより多く対話を行うことが市政にとって重要だ」と強調しており、今回の名刺代の公費負担はその一環といえるでしょう

 また、全国的にも公務員の名刺の公費負担が広がっており、滋賀県では昨年8月から全職員に適用され、札幌市でも今年からこの制度が始まっています

こうした流れは、各地方自治体でも進んでおり、今後さらに広がる可能性があります

ピックアップ解説

名刺とは、名前や連絡先を記載した小さなカードです。ビジネスや仕事の場で自身を紹介するために使われます。名刺を持つことは、相手に信用を与え、自分の存在を印象付ける大事な役割を果たします。特に京都では、名刺に京都の伝統や文化を反映させることができるため、名刺作成は自己表現の一環となっています。また、名刺は業務の合間に人とつながるための大切なツールで、市の職員と市民をつなぐ架け橋としても機能します。これからの名刺作りでは、単に連絡先を載せるだけでなく、個性や地域性を大切にしたものが求められるでしょう。

キーワード解説

  • 名刺とは、名前や連絡先が記載されたカードで、ビジネスや交流の場で自己紹介に使います。
  • 公費とは、政府や地方自治体が税金などで得たお金で、公共のための支出に使われる金銭を指します。
  • 市民サービスとは、自治体が住民に提供するサービスのことで、生活を便利にしたり、地域の発展を図るためのものです。

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