京都で新たなスポーツとして注目を浴びている「ウオーキングフットボール(WF)」は、誰でも楽しめる優しい競技です
走ったり相手に触れたりしないルールのおかげで、年齢や性別、障害の有無に関わらず、多くの人が参加しやすいスポーツなのです
最近、京都市南区にある製薬会社「日本新薬」が社員の間でウオーキングフットボールの部活チームを作りました
チーム作りを主導した坂口武さんは、サッカーJ1京都サンガのユースチーム出身で、ダウン症の長女と一緒に楽しめるこのスポーツに魅了されました
坂口さんは「WFは障害のある方やその家族にとって、安心して過ごせる場になる」と考えています
部活は今月も社員向けに月2回、体験会を実施しており、13人の仲間が参加しています
試合中には笑い声が絶えず、立場を超えたコミュニケーションが生まれることにも期待しています
さらに、滋賀県ではウオーキングフットボールの全国交流大会が6月に行われる予定で、県内外から多くのチームが参加します
大会を主催する京都女子大学の教授は、WFが認知機能の低下を予防する効果もあると説明
実際に英国では数十万人のプレーヤーがいます
京滋地域からウオーキングフットボールの素晴らしさを全国に伝え、より多くの人々が笑顔になれるよう、活発な普及活動が続いています
ウオーキングフットボールは、英国で2011年に生まれたスポーツです。従来のサッカーとは異なり、走らずにプレーするため、誰でも参加しやすくなっています。また、相手に接触せず、ボールを奪わないルールが設けられています。このように、体に負担をかけず楽しく運動できるため、親子で楽しむ姿が多く見られるのです。特に京都では、ウオーキングフットボールを通じて地域の活性化を目指す動きが進んでいます。
- ウオーキングフットボールとは、サッカー発祥の国である英国で誕生したスポーツで、走らずにプレーすることが特徴です。これにより、年齢や能力に関係なく誰でも楽しめるスポーツとして広まっています。
- ユニバーサルスポーツとは、すべての人が参加しやすいように工夫されたスポーツのことです。障害のある方でも楽しめる競技を目指し、社会の多様性を尊重する考え方に基づいています。
- 国民スポーツ大会とは、日本国内で開催されるスポーツイベントで、様々な種目が行われます。この大会は国民が健康を意識し、スポーツの振興を目的としています。
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