下京区で行われた葵太夫の魅惑の舞と男山桜まつり

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下京区で行われた葵太夫の魅惑の舞と男山桜まつり

 春の訪れを感じる4月13日、石清水八幡宮(いししみずはちまんぐう)で開催される「男山桜まつり」の特別な日がやってきました

今回は、花街・島原(しまばら)から葵太夫(あおいだゆう)が舞を奉納しました

しかし、空模様は残念ながら雨

50人以上の観客が傘を差しながら、華やかな舞いを楽しみました


 この日は、普段とは一味違う「島原太夫道中」が行われる予定でした

太夫が従者たちと共に神社へ向かうこのイベントはとても人気がありますが、雨のため直前で中止されました

でも、舞の奉納は屋根のある神楽殿(かぐらでん)で行われ、葵太夫の「いにしえ」と題した舞や少女たちの傘を使った舞が披露されました


 葵太夫は、「苦を弱める」という意味を込めたクジャク柄の打掛(うちかけ)を着て登場しました

また、帯は「心」という漢字の形を表現した特別な結び方で飾られていました

髪型は「吉野髷(まげ)」と呼ばれるもので、島原の名妓(めいぎ)として知られる吉野太夫が好んでいたスタイルしたため、22本のかんざしが使われたその重さは約4.5キロもあるそうです


 葵太夫は「次の世代への継承という思いで行っている

どういう形であったとしても続けていきたい」と語り、今後の活動への決意を示しました

私たちも京都の文化を支え、次の世代へと引き継いでいくべきですね

ピックアップ解説

葵太夫(あおいだゆう)とは、舞妓(まいこ)の中でも特に選ばれた女性たちのことです。彼女たちは、舞や歌で京都の伝統文化を守り続けています。舞を踊るために必要な技術や美しさを持っており、特に島原の葵太夫は、その中でも特に有名です。舞を奉納することで、観客に伝統文化の素晴らしさを伝える役割も果たします。このような伝統を知ることで、私たちの京都への理解も深まります。

キーワード解説

  • 名古屋弁とは、愛知県名古屋市及びその周辺地域で話される方言のことです。ちょっと独特の言い回しが多く、親しみやすい雰囲気があります。
  • 舞妓とは、京都を代表する女性で、伝統的な舞や芸を披露する職業のことです。特に、花街などで行われる接待文化において、重要な役割を果たします。
  • 桜まつりとは、桜の開花を祝うイベントで、全国各地で行われています。京都でも多くの桜の名所で、様々な催し物が開催され、春の訪れを楽しむ人々で賑わいます。

4月26日(土)

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4月27日(日)

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