最近、京都府内でネットバンキングを利用している方々にとって衝撃的なニュースが発表されました
実は、去年(令和6年)だけで、なんと1億2800万円以上が不正に送金されるという事件が発生したのです
この被害件数は昨年の70件にとどまり、警察によると、ネットバンキングの被害としては記録的な数字となりました
犯行の手口は、巧妙で恐ろしいものです
多くの場合、メールやショートメッセージで送られてきた不審なリンクをクリックすると、偽の金融機関サイトに誘導されます
その後、ネットバンキングのIDやパスワードを入力させることで、犯人は瞬時にそれらの情報を盗み取ります
そして、その情報を使って被害者の口座からお金を勝手に送金するのです
このような被害を防ぐために、京都府警察本部は注意喚起を行っています
具体的には、突然送られてきたリンクに安易にアクセスせず、正確な情報を知りたい場合は、公式なサイトやアプリから確認するようにとのこと
そして、定期的に銀行口座の明細を確認し、心当たりのない送金があれば、すぐに警察に相談してくださいと呼びかけています
特に、子どもたちがスマホを使うことが日常的になっている今、ネット上の危険を理解し、適切な行動を取ることが非常に重要です
私たち京都に住む一人ひとりが、この情報を知り、注意を払うことで、被害を未然に防ぎましょう
ネットバンキングとは、インターネットを通じて自身の銀行口座にアクセスし、振込や残高確認などができるサービスです。最近はスマホアプリで簡単に利用されることが多く、便利ですが、その反面、セキュリティ面でのリスクも高まっています。特に、詐欺師たちはこのサービスの普及を狙って、巧妙に人々を騙そうとしています。私たち一人ひとりが安全に利用するためには、常に注意を払い、怪しいリンクには近づかないことが大切です。
- ネットバンキングとは、インターネットを通じて銀行のサービスを利用できるシステムのことです。スマホやパソコンから振込や口座残高の確認ができるため、とても便利です。
- サイバー犯罪とは、コンピュータやネットワークを利用して行われる犯罪のことです。特に、個人情報を盗んだりお金を不正に送金したりする行為が含まれます。
- フィッシング詐欺とは、メールやウェブページを使って、個人情報を不正に取得する手口のことです。偽のサイトに誘導して、パスワードを入力させる形で行われることが多いです。
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