
帯状疱疹ワクチンの重要性について
帯状疱疹は、過去に水ぼうそうにかかった人の体内に潜むウイルスが、疲れや加齢により免疫力が低下した際に再活性化することで起こる病気です
症状には神経痛や水ぶくれがあり、場合によっては長引く痛み「帯状疱疹後神経痛」を引き起こすこともあります
そこで、帯状疱疹ワクチンが注目されています
このワクチンは、帯状疱疹やその合併症を予防し、重症化を防ぐ効果があります
実施期間について
令和7年6月2日(月)から令和8年3月31日(火)まで、このワクチン接種のキャンペーンが行われます
接種対象者
接種対象となる人は、年度末の令和8年3月31日時点で以下の条件に該当する方です
- 60歳以上65歳未満の方で、HIVによる免疫機能が著しく低下している方(身体障害程度等級1級相当)
予診票は個別に通知されますので、気長にお待ちください
使用するワクチン
接種対象となるワクチンは2種類あり、それぞれ接種方法や副反応等に違いがあります
費用について
以下の料金が設定されています:
ワクチンの種類 | 料金 |
---|---|
乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン) | 2,500円/回 |
乾燥組み替え帯状疱疹ワクチン | 13,000円(6,500円/回を2回接種) |
生活保護世帯や住民税非課税世帯の方は、手続きにより費用が一部免除されます(開始日:6月2日)
接種ができない方
以下の条件に該当する方は接種できません
- 当日に37.5℃以上の熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- 過去にアナフィラキシー反応を示した方
- 免疫機能が低下している方
- その他、接種が不適切な状況にある方
接種後の注意事項
- 30分間は安静にすることが推奨されます
- 異常を感じた場合は、早急に医師に相談してください
- 接種当日は、注射箇所を擦らず清潔に保ち、24時間は激しい運動や大量の飲酒を避けてください
他の予防接種との接種間隔
- 生ワクチン同士は27日以上の接種間隔をあける必要があります
- 異なる種類のワクチンの接種間隔には制限がありません
救済制度について
接種後に健康被害が生じた場合、「予防接種健康被害救済制度」が適用されることがあります
詳細は厚生労働省のウェブサイトで確認できます
まとめ
各医療機関から予診票が送付されるため、ご注意ください
記事参照元
掲載確認日:2025年04月01日
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