京都の仁和寺、雪対策に取り組む取り組み

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京都の仁和寺、雪対策に取り組む取り組み

最近、京都の世界遺産仁和寺では、厳しい寒さに備えて雪対策が進められています



京都市右京区に位置する仁和寺は、美しい文化財や庭園が魅力の場所です

さて、近頃の天気予報によると、この地域でも積雪の可能性があるとのこと

そこで仁和寺の僧侶たちは、雪が積もって困らないように準備をしています



特に5日には、何人かの僧侶が手分けして境内に融雪剤を配置しました

五重塔の近くでは、参道や階段に雪が積もった時に備えて、大きな袋に入った融雪剤が置かれています

この融雪剤は、雪を溶かすための薬剤で、冬の寒い日には特に役立ちます



また、仁和寺には国の名勝に指定された美しい庭園もあります

そこで、担当の僧侶が松の木の枝が折れないように、雪を払うためのほうきや長靴を用意して木の近くに置いています

松の木は、雪が重くなると枝が折れやすいのです

仁和寺は、この境内にあるおよそ150本の松の木を大切にし、雪による被害を避けるためにしっかり管理していくつもりです



仁和寺の僧侶、坪田恭典さんは「寺には文化財が多くあり、年配の方も多く参拝されているので、事前にしっかりと準備したいと思っています」と話しています

これは、文化財を守るためにはとても大切なことですね

ピックアップ解説

融雪剤とは、雪を溶かすための化学薬品ですが、そもそも冬の雪道を安全にするために使われます。この薬剤は塩化カルシウムや塩化マグネシウムが主成分で、冬の積雪を解消し、凍結を防ぐ効果があります。京都では歴史的な寺院や文化財が多いため、雪による影響が深刻です。仁和寺のように融雪剤を上手に利用することで、訪れる人々が安心して参拝できるよう努めています。

キーワード解説

  • 融雪剤とは、雪を溶かすための薬剤で、冬の積雪や凍結を防ぐために広く使われています。
  • 松の木とは、常緑樹の一種で、日本の庭園や神社仏閣でよく見られます。長寿や永遠を象徴する木とされています。
  • 五重塔とは、仏教寺院に多く見られる五層からなる塔で、宗教的な意味を持つ建築物です。

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