地域重点産業外国企業招聘事業について
京都府は、世界的に競争力が高い産業であるEV(電気自動車)、バッテリー、バイオものづくりに特化した革新的な「ゼロカーボンものづくり」技術、すなわちゼロエミッション技術を創出するためのZET-valley構想を進めています
これは、地元の自治体や企業と連携し、持続可能な社会を実現することを目指しています
また、EVの性能を向上させるために必要なパワー半導体の新素材開発についても取り組んでおり、これにより次世代半導体を生み出す環境を整えることを目指しています
これらの取り組みを加速させるために、特定の分野に特化したインキュベーション施設を設立し、海外の産業クラスター形成から学び、研究者やスタートアップ、投資家、大企業との連携を強化しようとしています
このプロジェクトでは、脱炭素と半導体分野での海外の優良インキュベーターや企業を招聘し、京都の研究者やスタートアップ企業とのマッチング、意見交換を行うことで、京都の産業の可能性を海外の企業に理解してもらい、インキュベーション施設の誘致を目指します
京都府のスタートアップ・エコシステム
京都府には約600社のスタートアップがあり、そのうち約40%が京都大学を含む大学発ベンチャーです
特に、ディープテックと呼ばれる技術に強みを持つ企業が多く、エコシステムランキングでは国内で3位、資金調達額では4位を誇っています
京都府は「世界に伍するスタートアップ拠点」の構築に取り組み、研究開発資金の支援や入居施設の提供などを行っています
ZET-summitの概要
2023年から京都府で開催されているZET-summitは、脱炭素に特化した国際カンファレンスです
この会議には、国内外のスタートアップや大企業、大学研究者が参加し、これまでに3000名以上が参加し、700件以上の協業事例が生まれています
お問合せ先
本事業に興味のある方は、下記連絡先までご連絡ください
京都府商工労働観光部産業振興課スタートアップ支援係
E-mail: sangyoshinko@pref.kyoto.lg.jp
参考資料:日本語版(PDF:1,652KB)
参考資料:English version(PDF:1,172KB)
掲載確認日:2025年01月27日
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